定例会議の開催概要(令和3年4月7日)
令和3年4月7日(水曜日)
定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。
【議題】
○監察の実施状況等について
最近の監察の実施状況等について説明を受け,了承した。
○監査の実施について
広島県代表監査委員から通知された委員監査及び職員調査の日程等について説明を受け,決裁した。
○犯罪被害者等給付金支給裁定について
犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく重傷病給付金の支給申請を受理し,所要の調査を実施した上での給付金支給裁定案について説明を受け,案のとおり議決した。
○審査請求の審理結果について(2件)
更新時における運転免許証の交付処分に関する審査請求2件について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。
○審査請求の受理と審理官の指名について(3件)
運転免許取消処分に関する審査請求1件,更新時における運転免許証の交付処分に関する審査請求2件を受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案についてそれぞれ説明を受け,案のとおり議決した。
○運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等13件について説明を受け,案のとおり議決した。
○運転免許取消処分の取消しについて
運転免許取消処分の取消しについて説明を受け,案のとおり議決した。
○法定苦情の受理について(4件)
公安委員会に申し出られた法定苦情4件を受理するとともに,その内容及び処理案について説明を受け,案のとおり議決した。
○公安委員会宛文書の処理について
公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案について説明を受け,案のとおり議決した。
【報告】
○令和3年春の叙勲等について
令和3年春の叙勲及び警察功労叙勲の受章者等について報告を受けた。
○特殊詐欺被害の認知状況と今後の重点対策方針について
令和3年3月末の特殊詐欺被害の認知状況,被害額増加要因及び今後の重点対策方針について報告を受けた。また,優良防犯電話について,実演による説明を受けた。
≪委員等の発言要旨≫
委員から「抑止対策として検挙することも重要である。」旨の発言があり,警察側から「突き上げ捜査や犯行ツール対策の徹底など,できることを積み上げ犯行グループの壊滅に向けた検挙対策を推進している。」旨の説明があった。委員から「警察官騙りなどの公的機関を名乗る詐欺が発生するなど,益々悪質巧妙化している。今後,県民への工夫を凝らした啓発が重要である。」旨の発言があった。
○行政事件訴訟に係る判決への対応について
行政事件訴訟に係る判決への対応について報告を受けた。
○誤検挙事案の発生を踏まえた再発防止に係る取組について
公安委員会の意思決定内容と異なる交通規制を適用し切符処理した誤検挙事案の発生を踏まえた再発防止に係る取組について報告を受けた。
【特記事項】
○警察側から,令和3年4月6日から15日までの10日間を期間とする令和3年春の全国交通安全運動の実施について説明があった。