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定例会議の開催概要(令和3年3月10日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月19日

令和3年3月10日(水曜日)

    定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○令和3年度監察実施計画の策定について
   令和3年度における監察の基本方針,総合監察及び随時監察の実施計画について説明を受け,了承した。
《委員等の発言要旨》
   委員から「総合監察の監察項目の中の『殉職・受傷事故防止対策の推進』に係る対象所属が,地域部と交通部のみになっている理由は何か。」旨の発言があり,警察側から「殉職・受傷事故のリスクが高い部門を対象としたものである。」旨の説明があった。

○人事案件について
   人事案件について説明を受け,了承した。

○警察本部長等に対する事務委任規則の一部改正の協議について
   知事から公安委員会に対し,公安委員会の管理に属する機関の職員に事務の委任を行っている知事の権限に属する事務のうち,警察署長に委任されている物品の取得及び処分に関する権限について,予定価格が7千万円以上の物品の購入及び処分に関することを除外する規定に改正する協議があり,警察本部長へ委任された事務との整合を図る必要が認められることから,これに同意する案について説明を受け,案のとおり同意した。

○法律顧問弁護士の委嘱について
   広島県警察において委嘱している法律顧問弁護士の辞職に伴い,後任の法律顧問弁護士を委嘱することなどについて報告を受けた。

○審査請求の審理結果について(2件)
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求2件について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○審査請求事案の審理官の指名替えについて
   人事異動に伴い,広島県公安委員会に対する審査請求に関する規則に基づき審理中の審査請求事案の審理官を取り消し,新たに指名する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○令和2年度広島県留置施設視察委員会からの意見・要望及び措置状況について
   令和2年度留置施設視察委員会委員による視察状況,同委員会からの主な意見・要望及び措置状況等について報告を受けた。

○風営適正化法に基づく行政処分について
   風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく行政処分案について説明を受け,案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等15件について説明を受け,案のとおり議決した。

○公安条例施行規則の一部改正について
   令和3年3月3日の定例会議で説明を受け,審議中であった「公安条例施行規則」の一部を改正する案について,案のとおり議決した。

○警察署協議会委員の解嘱について(2件)
   安佐南警察署及び庄原警察署から上申のあった,警察署協議会委員の解嘱について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について(2件)
   公安委員会で受理した法定苦情について,通知文の送達に伴う苦情処理の完結について報告を受け,決裁するとともに,調査結果及び苦情申出に対する通知案について説明を受け,案のとおり議決した。

○公安委員会宛文書の処理について
   公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案について説明を受け,案のとおり議決した。

【報告】

○令和2年度における交番・駐在所整備状況について
   令和2年度に建替整備等を行った広島南警察署宇品御幸交番,広警察署川尻警察官駐在所及び広島中央警察署本通交番の整備状況及び特色について報告を受けた。
《委員等の発言要旨》
   委員から「駐在所と交番の勤務に違いはあるのか。」旨の発言があり,警察側から「駐在所は日勤制で,原則として居住しながら勤務するのに対し,交番は三交替制で,24時間体制で勤務する。」旨の説明があった。

○「広島県警察ワークライフバランス等の推進のための行動計画」の策定について
   これまで,次世代育成と女性の活躍を推進するため,「広島県警察次世代育成と女性活躍推進のための行動計画(旧行動計画)」を策定し,取り組んできたところ,令和3年3月31日をもって旧行動計画の計画期間が終了することから,新たに「広島県警察ワークライフバランス等の推進のための行動計画」を策定し,令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間,全ての職員のワークライフバランスの実現に向けて,各職員の時間外勤務の縮減や各種休暇の取得促進,仕事の進め方の改善など,職員が能力を最大限に発揮して生き生きと活躍できる職場環境づくりに取り組むことなどについて報告を受けた

《委員等の発言要旨》
   委員から「行動目標の中に男性の育児休業の取得が行動目標として掲げられているが,具体的にはどのような取組を進めるのか。」旨の発言があり,警察側から「育児休業の取得を希望する男性の取得率については100パーセントを目標とし,組織全体の男性の育児休業取得率については10パーセントを目標として取り組んでいくものである。」旨の説明があった。
   委員から「男性の配偶者出産休暇(3日)と育児参加のための休暇(5日)は有給休暇となるのか。」旨の発言があり,警察側から「これらの休暇は特別休暇となり,その間の給料は支払われる。」旨の説明があった。

○著名人を起用した特殊詐欺抑止対策について
   広島県警察の特殊詐欺被害防止の広告塔としてイメージが定着している元広島東洋カープの達川光男氏を起用したポスター,音声メッセージの音源,動画等を作製し,引き続き,百貨店,公共交通機関,ラジオ局等の協力を得て幅広い世代に対して注意喚起することなどについて報告を受けた。
《委員等の発言要旨》
   委員から「高齢者の中にはインターネットを利用されない人もいると思うので,チラシ等を地域の回覧板で回してもらってはどうか。」旨の発言があり,警察側から「チラシ等の枚数には限りがあるので,増刷できるかを含め,地域の回覧板で注意喚起することも検討する。」旨の説明があった。
   委員から「道の駅にも協力を得てはどうか。」旨の発言があり,警察側から「各警察署には幅広く協力を得るよう依頼しているところであり,道の駅もその対象の一つになっている。」旨の説明があった。

○令和2年度サイバーセキュリティコンテスト決勝の結果について
   各都道府県警察が参加する競技形式の実践的演習の実施によって,警察組織を挙げてサイバー空間の脅威への対処に係る人的基盤の強化を図ることを目的として,平成28年度から実施しているサイバーセキュリティコンテストの令和2年度決勝の結果等について報告を受けた。

○当面の警備情勢について
   当面の警備情勢について報告を受けた。

【特記事項】

○警察側から,第5回高校生CM甲子園オンライン表彰式の開催状況について説明があった。