定例会議の開催概要（令和２年９月１６日）

令和２年９月１６日（水曜日）

    定例会議では，次の事項などについて警察本部から説明，報告を受け，公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○交通誘導警備業務に係る検定合格者配置路線の認定について
   警備業法により，道路交通上，危険性の高い路線として，交通誘導警備業務１級又は２級の検定合格警備員を１名以上配置することが義務づけられている公安委員会が認定する路線について，広島県公安委員会は平成２７年に９路線を認定路線として告示していたところ，交通事故実態等を踏まえ，これを１２路線に見直す案について説明を受け，案のとおり議決した。
《委員等の発言要旨》
   委員から「交通誘導警備業務１級と２級は，どのような違いがあるのか。」旨の発言があり，警察側から「交通誘導警備業務に関する警備員としての専門的な知識及び能力を高度に有しているかどうかの違いがある。」旨の説明があった。

○公安条例専決処理状況について（令和２年８月中）
   令和２年８月中における公安条例の専決処理状況について説明を受け，了承した。

○監査の結果について
   広島県監査委員による監査の結果について報告を受け，決裁した。

○審査請求の審理結果について（２件）
   運転免許取消処分に関する審査請求及び更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求について，審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け，案のとおり議決した。

○審査請求の受理・審理官の指名及び併合審査について
   広島県個人情報保護条例に基づく自己情報開示請求に対する自己情報不存在通知に関する審査請求を受理するとともに，審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案及び審査請求人に対して併合審理を通知する案について説明を受け，案のとおり議決した。

○交通規制の改正等について
   信号機の廃止案３件について説明を受け，案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等２１件について説明を受け，案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について（３件）
   公安委員会で受理した法定苦情について，調査結果及び苦情申出に対する通知案２件について説明を受け，案のとおり議決するとともに，通知文の送達に伴う苦情処理の完結１件について報告を受け，決裁した。

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について
   令和２年９月３０日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。

○令和２年全国優良警察職員表彰受賞者の決定について
   令和２年全国優良警察職員表彰の受賞者，功労概要等について報告を受けた。
《委員等の発言要旨》
   委員から「全国優良警察職員表彰は，どのような警察職員が対象になるのか。」旨の発言があり，警察側から「長期にわたり職務に勉励し，多くの功労を挙げ，一般の模範と認められる警察職員が対象となる。」旨の発言があった。

○令和２年全国地域安全運動の実施について
   令和２年１０月１１日から１０月２０日までの１０日間実施される令和２年全国地域安全運動の目的，運動重点及び主な活動内容について報告を受けた。
《委員等の発言要旨》
   委員から「広島県警察で独自に作製した全国地域安全運動の周知とボランティア活動の拡充や活性化を目的とした動画をＳＮＳ等で配信するとのことだが，非常に良い動画なので，あらゆる機会で積極的に活用していただきたい。」旨の発言があった。

○第５０回全国白バイ安全運転競技大会への出場について
   令和２年１０月１０日及び１１日の２日間，自動車安全運転センター安全運転中央研修所（茨城県ひたちなか市）において開催される「第５０回全国白バイ安全運転競技大会」への出場選手等について報告を受けた。

【特記事項】