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定例会議の開催概要(令和2年7月1日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年7月10日

令和2年7月1日(水曜日)

    定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○警察職員の援助要求について
  
福島県公安委員会及び福井県公安委員会からの警察職員の援助要求に基づき,当県警察職員を福島県警察及び福井県警察に派遣する案について説明を受け,案のとおり議決した

○審査請求の審理結果について(2件)
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求2件について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,それぞれ案のとおり議決した。

○審査請求の受理と却下について
   運転免許停止処分に関する審査請求について受理するとともに,却下する裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○審査請求の受理及び審理官の指名について(2件)
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求2件について受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○令和2年度留置施設実地監査実施計画の策定について
   刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律の規定に基づき,警察本部及び警察署の留置施設に対して行う実地監査の計画について説明を受け,了承した。

○運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等13件について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の受理について
   公安委員会に申し出られた法定苦情を受理するとともに,その内容及び処理案について説明を受け,案のとおり議決した。

【報告】

○安全運転管理者等法定講習の実施期間等の変更について
   新型コロナウイルス感染症の感染状況など諸般の情勢を踏まえ,例年5月から開催していた安全運転管理者等に対する法定講習について,本年度は8月から実施期間等を変更して実施することなどについて報告を受けた。
≪委員の発言要旨≫
   委員から「安全運転管理者と副安全運転管理者は,どのような違いがあるのか。」旨の発言があり,警察側から「道路交通法により,定員11人以上の自動車を1台以上使用している事業所又はその他の自動車を5台以上使用している事業所には,安全運転管理者を置くこととされており,また,20台以上の自動車を使用している事業所(20台ごとに1人を追加)には,副安全運転管理者を置くこととされている。それぞれの資格要件については,安全運転管理者は年齢20歳以上で,運転管理の実務経験が2年以上であること,副安全運転管理者は,年齢20歳以上で,運転管理の実務経験が1年以上である。また,2年以内に無免許運転,酒酔い運転等の一定の違反行為をしている場合には,安全運転管理者,副安全運転管理者ともに選任することはできない。」旨の説明があった。
   委員から「安全運転管理者と運行管理者は,設置される根拠法令が異なるのか。」旨の発言があり,警察側から「安全運転管理者は道路交通法に,運行管理者は道路運送法及び貨物利用運送事業法に基づき置かれている。」旨の説明があった。

【特記事項】

○警察本部,広島中央警察署,広島西警察署及び府中警察署との間でビデオ会議方式による公安委員会を開催した。
○警察側から,令和2年6月26日に開催された警察・商工労働委員会での説明状況について説明があった。