定例会議の開催概要(令和2年4月15日)
令和2年4月15日(水曜日)
定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。
【議題】
○令和元年度会計監査の実施結果について
令和元年度における全所属を対象とした会計監査の実施結果,今後の取組等について報告を受け,了承した。
○公安条例専決処理状況について(令和2年3月中)
令和2年3月中における公安条例の専決処理状況について説明を受け,了承した。
○監査の実施について
広島県代表監査委員から通知された委員監査及び職員調査の日程等について説明を受け,決裁した。
○審査請求の審理結果について
更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。
○審査請求の受理及び審理官の指名について(3件)
更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求2件及びストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令に関する審査請求1件を受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案についてそれぞれ説明を受け,案のとおり議決した。
○審査請求事案の処理について
広島県情報公開・個人情報保護審査会に諮問中の審査請求事案について,同審査会から答申を受理し,警察本部長に通知する案について説明を受け,案のとおり議決した。
○暴走族相談員の委嘱について
暴走族への加入防止・離脱促進に係る相談業務及び支援活動,街頭での街頭補導活動等を行う暴走族相談員の委嘱について説明を受け,了承した。
○運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等15件について説明を受け,案のとおり議決した。
○法定苦情の処理について
公安委員会で受理した法定苦情について,通知文の送達に伴う苦情処理の完結について報告を受け,決裁した。
○法定苦情の受理について(4件)
公安委員会に申し出られた法定苦情4件を受理するとともに,その内容及び処理案について説明を受け,案のとおり議決した。
○公安委員会宛文書の処理について
公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案について説明を受け,案のとおり議決した。
【報告】
○新たな総合計画(ビジョン)の骨子案について
新たな総合計画(ビジョン)の骨子案として,これまでの主な取組と成果,新たな総合計画の概念図,取組の方向等について報告を受けた。
○警察・商工労働委員会説明事項について
令和2年4月17日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの部門別説明事項等について報告を受けた。
○「アンダー80作戦(アンダー5作戦)」の進捗状況について(令和2年第1四半期)
「アンダー80作戦(アンダー5作戦)」の令和2年第1四半期における進捗状況として,特殊詐欺の被害・検挙状況,今後の主な取組等について報告を受けた。
委員から「高校生による特殊詐欺被害防止の演劇を収録したDVDの作製は,良い取組であると思うので,このDVDを積極的に活用していただきたい。」旨の発言があった。
○「アンダー80作戦(アンダー75作戦)」の進捗状況について(令和2年第1四半期)
「アンダー80作戦(アンダー75作戦)」の令和2年第1四半期における進捗状況として,交通事故発生状況,今後の主な推進事項等について報告を受けた。
○可搬式速度違反自動取締装置の運用状況について
取締りスペースの確保が困難な通学路や生活道路などで活用するため,当県において令和元年10月から運用を開始している可搬式速度違反自動取締装置の運用状況,取組事例,今後の運用等について報告を受けた。
委員から「従来の定置式速度違反取締装置に比べ,可搬式速度違反自動取締装置の方が設置の際の調整作業が少なくなったのではないか。」旨の発言があり,警察側から「細かな調整作業は少なくなっており,これに要する負担は軽減されている。また,可搬式速度違反自動取締装置を使用した速度取締りは違反車両を写真撮影し,事後捜査で対応するため,従来の装置を使用する場合よりも,非常に少ない人数で速度取締りを行うことができる。」旨の説明があった。
委員から「可搬式速度違反自動取締装置をどのように運用しているのか。」旨の発言があり,警察側から「今のところ,当県には1台しか配備されていないため,死亡事故等の発生状況のほか,通学路や生活道路での要望を踏まえ,順番に各警察署へ貸出しを行うなど,交通実態に応じた効果的な運用に努めている。」旨の説明があった。
【特記事項】
○警察側から,令和2年春の叙勲等における勲章伝達式及び拝謁の中止について説明があった。