ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広島県公安委員会 > 定例会議の開催概要(令和2年2月19日)

定例会議の開催概要(令和2年2月19日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月28日

令和2年2月19日(水曜日)

    定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○監察の実施状況等について
   平成31年4月20日から令和元年12月8日の間に実施された通常期における随時監察及び令和元年12月9日から令和2年1月23日までの間に実施された年末年始における随時監察の実施結果等について説明を受け,了承した。
《委員等の発言要旨》
   委員から「証拠品管理については,しっかりと周知徹底を図っていただきたい。」旨の発言があった。
   委員から「どのようなハラスメント防止対策を行っているのか。」旨の発言があり,警察側から「教養等のほかに,全職員を対象としたハラスメントに関するアンケート調査を実施している。この調査の回答をもとに監察が調査する場合もある。」旨の説明があり,さらに,委員から「どこからがハラスメントになるのか十分理解できていないのではないか。」旨の発言があり,警察側から「その点は難しい問題ではあるが,大半は教養によって理解できていると思う。」旨の説明があった。

○審査請求の審理結果について
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○審査請求事案の処理について
   行政文書開示請求に対する行政文書部分開示決定通知に関する審査請求事案について,広島県情報公開・個人情報保護審査会から保有行政文書の提出依頼を受理するとともに,依頼のあった行政文書を提出する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○令和元年度実地監査の結果について
   刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律の規定に基づき実施した警察本部及び警察署の留置施設に対する実地監査の実施結果等について説明を受け,了承した。

○風営適正化法に基づく行政処分について
   風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく行政処分案について説明を受け,案のとおり議決した。

○三代目俠道会の第10回指定に係る公示・送達について
   指定暴力団「三代目俠道会」の第10回指定に伴う官報公示及び指定通知書の送達について説明を受け,了承した。

○運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等6件について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について(4件)
   公安委員会で受理した法定苦情2件について,調査結果及び苦情申出に対する通知案について説明を受け,案のとおり議決するとともに,通知文の送達に伴う苦情処理の完結2件について報告を受け,決裁した。

○公安委員会宛文書の処理について(2件)
   公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案2件について説明を受け,案のとおり議決した。

【報告】

○令和元年度広島県警察逮捕術大会の開催について
   令和2年2月28日,広島県警察学校において開催される令和元年度広島県警察逮捕術大会の概要について報告を受けた。

○令和2年全国優秀警察職員表彰受賞者の決定について
   令和2年3月2日に東京都内において行われる令和2年全国優秀警察職員表彰の受賞者等について報告を受けた。

○歩行者被害交通事故防止総合対策の推進について
   歩行者被害の交通事故防止を図るため,交通部各所属長等による委員会及び交通部各所属課長補佐等による作業部会を設置し,3Eの原則(交通 安全教育・交通指導取締り・交通工学)による総合的な対策を戦略的に推進する取組等について報告を受けた。

《委員等の発言要旨》
   委員から「歩行者被害の交通事故防止を図るための良い取組である。」旨の発言があった。

○令和元年度広島県留置施設視察委員会活動状況について
   令和元年度留置施設視察委員会の活動状況として,留置施設視察委員会委員による視察状況,同委員会からの意見・要望事項及び措置状況等について報告を受けた。

【特記事項】

○警察側から,広島中央警察署の多額現金盗難事件に関して,同事件の送致経緯のほか,「証拠品管理に関する諸対策を確実に実施するとともに,身上把握と身上指導を的確に実施し,未然防止の徹底に努めていく。」旨の説明があった。
   委員から「同種事案を二度と発生させることのないよう再発防止対策を徹底し,県民の信頼回復に努めていただきたい。」旨の発言があった。
○警察側から,令和2年2月19日に開催された警察・商工労働委員会において,広島中央警察署の多額現金盗難事件の送致経緯及び提案見込事項について説明し,同事件に関して議員から「被疑者の同僚等からの借財や再発防止対策等」について質問があったほか,「県民から批判が出るのは当然である。更なる再発防止対策を推進し,県民の信頼回復に向けて,より一層頑張っていただきたい。」旨の意見があったことについて説明があった。
○警察側から,令和2年2月15日,広島市佐伯区の国道2号(西広島バイパス)で発生した死亡ひき逃げ事件について説明があった。