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定例会議の開催概要(令和2年2月12日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月26日

令和2年2月12日(水曜日)

    定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○三代目俠道会の第10回指定について
   指定暴力団「三代目俠道会」の第10回指定について,国家公安委員会による確認結果,指定の内容及び指定に伴う措置について説明を受け,案のとおり議決した。

○警察職員の援助要求について
   岡山県公安委員会からの警察職員の援助要求に基づき,当県警察職員を岡山県警察に派遣する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○警察職員の援助要求について
   島根県公安委員会からの警察職員の援助要求に基づき,当県警察職員を島根県警察に派遣する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○警察宛ての苦情について(令和元年中)
   令和元年中における警察あてての苦情について,受理件数,類型別苦情処理件数,苦情等を活かした業務改善例等について説明を受け,了承した。
《委員等の発言要旨》
   委員から「公用車による交通違反の中で,どういう違反が多いのか。」旨の発言があり,警察側から「実際に調査してみると違反ではないものも多くあるが,不適切な行為として処理した中では,通行禁止違反,乗車用ヘルメット装着義務違反等が挙げられる。」旨の説明があった。
   委員から「タイムリーに周知が必要と認められる苦情について,『こんな苦情がありました』と題して端末上に掲出し,各所属へ周知徹底を図っている取組は,直ちに組織共有され業務改善への効果が期待できるため,良い取組である。」旨の発言があった。

○公安条例専決処理状況について(令和2年1月中)
   令和2年1月中における公安条例の専決処理状況について説明を受け,了承した。

○審査請求の審理結果について(2件)
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求2件について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○風営適正化法に基づく行政処分について
   風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく行政処分案について説明を受 け,案について議決を留保した。

○運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等27件について説明を受け,案のとおり議決した。

○自己情報開示請求の受理及び決定期間の延長について
   広島県個人情報保護条例に基づく公安委員会に対する自己情報開示請求書の受理について決裁するとともに,同条例に基づく自己情報開示請求に対する決定期間を延長する案について説明を受け,議決した。

○法定苦情の処理について(2件)
   公安委員会で受理した法定苦情2件について,調査結果及び苦情申出に対する通知案について説明を受け,案のとおり議決した。

 

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について
   令和2年2月19日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの部門別説明事項等について報告を受けた。

○令和2年度警察費当初予算(案)について
   令和2年度警察費当初予算(案)の予算額及び主要事業について報告を受けた。

○令和元年(平成31年)広島県警察運営重点に係る推進項目の推進結果について
   令和元年(平成31年)広島県警察運営重点に係る推進項目の推進結果等について報告を受けた。
《委員等の発言要旨》
   委員から「制度対象事件の取調べの全課程録音・録画の実施における例外事由とはどのような場合をいうのか。」旨の発言があり,警察側から「機器の故障,被疑者の拒否,指定暴力団員による犯罪,被疑者もしくはその親族への危害のおそれがある場合などが例外事由に該当する。」旨の説明があった。
   委員から「ストーカー,配偶者暴力や児童虐待に関する事案が重大事案に発展しないように,どのような対応をしたのか。」旨の発言があり,警察側から「重大事案の未然防止に向けた被害者等や児童の安全確保を最優先とした組織的な対応により,殺人等の重大事案への発展を防いだ。」旨の説明があった。
   委員から「サイバー犯罪検定の初級の受検対象者が全警察官となっているのは,どういう理由か。」旨の発言があり,警察側から「サイバー関係の相談を受けたときに知識がなければアドバイスもできない上に,サイバー犯罪に関する基礎知識は生活安全部門に限らず,全ての部門において必要となってくるため,全警察官を対象としている。」旨の説明があり,さらに,委員から「サイバー犯罪検定の中級取得率が低調になっている理由の一つとして,年代的なものが関係しているのではないか。」旨の発言があり,警察側から「年代的な要因はないと思うが,初級に比べて中級は専門用語が多く使われる上に,高度な知識を問う検定であることから,取得率が低調になっているものと考えられる。」旨の説明があった。

  【特記事項】