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定例会議の開催概要(令和2年12月23日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月18日

令和2年12月23日(水曜日)

    定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○警察職員の援助要求について
   福島県公安委員会及び沖縄県公安委員会からの警察職員の援助要求に基づき,当県警察職員を福島県警察及び沖縄県警察に派遣する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○監察の実施状況等について
   令和2年8月31日から同年10月28日までの間実施した令和2年度総合監察等の実施結果について説明を受け,了承した。
《委員等の発言要旨》
   委員から「警察署独自に証拠物件の保管袋を工夫した取組は,良い取組であるので,組織全体として導入できるか検討していただきたい。」旨の発言があった。
  委員から「身上把握の項目は,全所属同一か。」旨の発言があり,警察側から「全所属同一で,個別に把握した情報は,組織で共有する仕組みになっている。」旨の説明があった。

講習委託職員の新型コロナウイルス感染に伴う運転免許業務の対応について
   東部運転免許センター講習委託職員の新型コロナウイルス感染症の感染が判明したことを受け,令和2年12月17日から同運転免許センターの一部業務を休止したが,施設の消毒作業を実施後,翌18日から一部講習を除き,業務を再開したことなどについて説明を受け,了承した。
《委員等の発言要旨》
   委員から「運転免許証の交付手続等の際には混雑することもあると思うが,対策は講じられているのか。」旨の発言があり,警察側から「運転免許更新等の各種手続を進める中で混雑が生じた場合には,職員自らが適宜整理するなどの対応を行っている。今後とも新型コロナウイルス感染症対策の徹底を図るとともに,可能な限り混雑を生じさせない業務運営に努めていく。」旨の説明があった。

○公安委員会の行事予定(案)について(令和3年1月~3月)
   令和3年1月から3月までの3か月間における公安委員会の行事予定案について説明を受け,了承した。

○審査請求の審理結果について
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○審査請求の却下について
   運転免許取消処分に関する審査請求について,却下する裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○審査請求事案の処理について
   自己情報開示請求に対する自己情報不存在通知に関する審査請求事案について,広島県情報公開・個人情報保護審査会に諮問するとともに,諮問通知書を審査請求人に送付する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○審査請求の受理及び審理官の指名について
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求を受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○風営適正化法に基づく行政処分について
   風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく行政処分案について説明を受け,案のとおり議決した。

○古物商許可申請に係る不許可処分について
   古物営業法に基づく古物商許可申請の不許可処分案について説明を受け,案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
   運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等25件について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について
   公安委員会で受理した法定苦情について,通知文の送達に伴う苦情処理の完結について報告を受け,決裁した。

○公安委員会宛文書の処理について
   公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案について説明を受け,案のとおり議決した。

【報告】

○警察本部の行事予定について(令和3年1月~3月)
   令和3年1月から3月までの3か月間における警察本部の行事予定について報告を受けた。

○令和3年広島県警察月間等及び会議計画について
   令和3年における広島県警察の月間等及び会議計画について報告を受けた。

○国立大学法人広島大学に対する職員の研修派遣について
   深刻化するサイバー空間の脅威に的確に対処するため,平成30年9月28日に当県警察と国立大学法人広島大学情報メディア教育研究センターとの間で「サイバーセキュリティに関する協定書」を締結しているところ,この度,同協定に基づき,同大学情報メディア教育研究センターに当県警察官を派遣し,サイバーセキュリティに関する高度で専門的な知識等を取得させることなどについて報告を受けた。
《委員等の発言要旨》
   委員から「研修派遣された警察官には,サイバーセキュリティに関する高度で専門的な知識を吸収していただき,その知識を他の警察官にも還元していただきたい。」旨の発言があり,警察側から「この度の研修派遣期間は比較的短期間ではあるが,その成果を検証した上で,今後も効果的な研修派遣を継続していきたいと考えている。」旨の説明があった。

○歩行者の安全対策について
   歩行者の安全対策として,交通事故死者数の状況,本年の主な取組,今後の取組等について報告を受けた。
《委員等の発言要旨》
   委員から「JAFの調査結果では,信号機のない横断歩道の一時停止率の全国平均が,平成30年と比較すると本年は大きく向上しているが,この要因は何か。」旨の発言があり,警察側から「JAFの調査の公表が平成30年頃から始まったことを契機として,全国的に歩行者保護対策を推進する機運が高まったことが要因の一つであると考えている。」旨の説明があった。
   委員から「信号機のない横断歩道で停車させるためには,交通マナーを定着させる必要があるのではないか。」旨の発言があり,警察側から「交通マナーを定着させるためには,子供の頃から交通安全への意識を高めることが重要であると考えており,子供への交通安全教育にも注力していく。」旨の説明があった。

【特記事項】

○警察側から,新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ,文書により警察署協議会連絡会を開催することについて説明があった。
○警察側から,年末の休日期間中の警察学校における臨時授業の実施について説明があった。
○警察側から,当県警察職員の新型コロナウイルス感染症の感染状況及び対応状況について説明があった。