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MVB2018受賞者レポート01[赤井友昭氏/(株)CREATIVE LAB HOLDINGS]

2018年11月20日

MVB2018受賞者レポート01

受賞時の様子

株式会社CREATIVE LAB HOLDINGS
赤井 友昭 代表取締役CEO

<プロフィール>
2012年に社員3人でアイラッシュサロン「eye+」の1号店をオープン。その後、直営店10店舗、FC店3店舗のオープン、スクール開校や商材開発、保育園の開園と幅広く事業を展開。2016年には託児スペースとワークスペースが一緒になった、働くママのワーキングスペース「peekaboo」をオープン。2017年には2号店も開設。

<企業情報>
企業ロゴ
URL/https://www.creativelab.co.jp/
業種/美容サロン・スクール運営、アウトソーシング事業、保育園運営
従業員数/250名(グループ全体)


美容サロン・スクール運営や美容商材の開発、アウトソーシング事業、保育園運営など幅広い事業を展開している(株)CREATIVE LAB HOLDINGS。従業員250名は全員が女性で、平均年齢27歳という会社です。代表取締役CEOの赤井氏は、組織の人員構成の偏りから従業員の「育児と仕事との両立」を可能にすることが経営課題のひとつであり、速やかに解決する必要があると考え、取組に至ったそうです。


「子育てママ」を軸に働き方改革、女性活躍推進を実施

組織の人員構成を踏まえて、取組内容は「子育てママ」を軸にした働き方改革や女性活躍推進に関するものが多くなっています。
具体的な取組としては、ママが働ける地域を拡大する為に導入した「ママのマイカー通勤制度」や育児手当の導入、育児による時短勤務社員の管理職登用などを行いました。

また、自社で運営しているオフィス併設の保育園(peekaboo)では、英会話やリトミック、脳トレなど充実したカリキュラムを用意し、子育てママが安心してお子さんを預けられるだけでなく、ここに子供を預けたいと思える保育園づくりを進めています。

保育園隣接型オフィス
保育園隣接型オフィス「peekaboo」。仕事の合間に子供の様子をチェックできます。

また、社内で「イクボス」を増やすために幹部職員へ働き方改革の研修も行いました。更に、自身も8時間労働を徹底することで仕事とプライベートの両立を叶える姿を従業員に見せていこうとしました。

研修中の写真
社内研修の様子。

「制度の利用に該当しない従業員」への配慮が成功の秘訣

様々な制度を作り、運用していくに当たって特に工夫したことは「制度を利用しない従業員への配慮」でした。子育てママに光を当ててしまうと他の従業員が影になってしまう可能性があります。実際、各制度は従業員全員が頑張って築き上げた売上も財源の一部になっています。
そこで、子供がいない従業員には長期的なキャリアを提供できる環境を作り、「いつか自分もその制度を利用する立場になる」という意識を持ってもらうことで、制度を利用していない従業員に対して不公平感を持たせず、うまく現場に定着させていきました。

こうした取組の成果として、昨年度は離職率の大幅なダウンと求人応募件数100%アップが実現しました。これによって、採用費用と研修費用の大幅な削減と収益の安定化も叶いました。
また、「働き方改革に取り組んでいる企業」として、多方面からお声かけ頂けるようになったので、企業ブランディングにも一定の効果があったと感じています。

「最高のサービスは最高の環境から生まれる」

CREATIVE LAB HOLDINGSでは、グループ理念として「最高のサービスは最高の環境から生まれる」を掲げています。従業員が仕事を楽しめる環境作りこそ最高のサービス(価値)を提供する原点である。という考えからです。
今後も従業員の働きやすい環境づくりにこだわり、最高の環境から最高のサービスを届けていきたいと思います。

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