ひろしま就活サポーターにインタビュー~マツダ株式会社 佐々木理沙子さん~
ひろしま就活サポーター 佐々木 理沙子さん
令和6年度から「ひろしま就活サポーター」に任命
【所属企業】
マツダ株式会社(府中町)
自動車の製造、販売などを行っています。「走る歓び」を全てのお客さまにお届けし、お客さまとの間に特別な絆を持った「プレミアムなブランド」を目指してチャレンジを続けている会社です。
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【主な仕事】
シミュレーションモデルという数学的なモデルを作る、開発に関わる仕事など
入社のきっかけを教えて下さい。
大学の研究室に共同研究の話があり、共同研究のマツダ(株)側の窓口の方がリクルーターもしていて、入社につながりました。
携わっているお仕事について教えて下さい。
シミュレーションモデルという数学的なモデルを作る仕事をやっています。
統計処理、eプランニングみたいなものをイメージしていただければと思います。
必要なデータをもらって、モデルを作るので、ほぼプログラミングをしています。
広島就職を選んだ理由について教えて下さい。
東京に出てみて、人が多いし、買い物しにくいと感じ、広島って住みやすかったんだと思いました。
広島の方が暮らしやすいなと思ったからUターン就職をしました。
大学での専攻や今の仕事に活かせていることは何ですか?
大学の研究室で研究していたことと同じことを仕事でしています。
ただ、大学では簡単な問題からなので、仕事をしだして学ぶことがとても多くあると感じています。
【入社前】企業選びの軸はありましたか?
大学3年生の3月初旬に学内で説明会があったので、参加しました。
広島に帰りたいなと思っていたので、広島の企業の説明を聞きにいきました。
【入社前】学生の時に力を入れたことは何ですか?
人付き合いです。
元々苦手でサークルではうまくいかないことが多かったのですが、研究室に入ってから社会人経験のある博士課程の先輩や目上の方と関わる機会が増えて、コツを学びました。
今ではいろんな方と関わることが楽しいです。
【入社後】働く上で大切にしていることはありますか?
プログラムを使いやすいもので作ることを意識しています。
専門性が高く、分野が違うと伝わりにくいため、図にして伝えるとか、直感的に伝わりやすくするように意識して仕事をしています。
コミュニケーション能力、資料作るスキル、説明のうまさが必要な仕事だと思います。
【入社後】どんな時にやりがいを感じたり、働いてよかったと思いますか?
理論を立てたものが、実際のデータでは中々うまくいかず、難しいんです。
この理論の組み方がうまくいくととても嬉しく思います。
また、一緒にやっている方に、自分が組んだ理論で処理をしてもらって、うまく処理が出来たと聞くとやりがいを感じます。
会社ではどのような人が活躍していますか?
自分の意見を言える人だと思います。正解のない仕事なので、どれだけアイデアを出せるかが重要です。
ひろしま暮らしの魅力を教えて下さい。
カフェ巡りがマイブームです。コーヒーショップが増えているので、たまに用事があって出かけた時に寄るのが楽しみなんです。市内のカフェや広島市郊外のカフェが好きでよく行きます。
ゲートパークも気に入っていています。
休日はどのように過ごしていますか?
趣味が絵を描くことなので、基本的絵を描いて過ごしています。腕がなまらないようにイラストを描いたりして、リフレッシュしています。
広島で働くこと・暮らすことをおすすめするポイントを教えて下さい。
「広島は暮らしやすいよ」と一番伝えたいです。
関東圏は遊ぶところがいっぱいあって楽しいんですが、社会人になるといつも遊ぶ訳ではないです。広島の方が多少家賃が安いので、人生トータルでのお金の使い方を大事にしたら、広島の方が安く済むと思います。お金は人生トータルで見た方が良いです。
学生のみなさんにメッセージをお願いします!
企業選びで悩んでいることもあると思いますが、探したら自分が思っている以上に会社があります。
理系だと、「自分の専門を活かせるところに就職」と思ってしまいますが、入ってから学ぶことの方が多いので、自分の好きなこととか性格的に得意なところとかを分析して、今まで思っていた路線を思考から排除して、広く企業を見て選んだ方が良いです。
自分は、今まで自分が学んだことなど自分のレールを気にして会社を選んでしまったのですが、自分のレールを取っ払っても色んな選択肢があると、最近になって思います。
就職する会社を、自分にはこの会社しかないという思い込みで選んでほしくないと思います。
(インタビュー記事・会社概要・プロフィールは2024年8月時点)