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がん講演会「みんなで支え しっかり治そう! がん医療」が開催されました

印刷用ページを表示する掲載日2020年3月25日

がん講演タイトル

がん講演会「みんなで支え しっかり治そう! がん医療」

講演会の様子

 平成23年5月14日(土曜日)に,がん講演会「みんなで支え しっかり治そう! がん医療」が行われ,参加した一般県民約450名に,広島県のがん医療の現状やがん検診受診の大切さについて学んでいただきました。

日時: 平成23年5月14日(土曜日) 14時~16時30分
会場: 中国新聞ビル7階「ホール」(広島市中区土橋町7番1号)
主催: 広島県医師会
共催: 広島県

 

●基調講演 「ここまで来た,広島県のがん医療」

 広島県がん対策推進協議会委員長 井内 康輝氏井内康輝氏 

 井内先生から,がんのメカニズムについてわかりやすく解説いただいたほか,がん検診の推進をはじめとして,今広島県が力を入れているがん対策について説明いただきました。

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講演風景の写真
(講演風景)

 

●シンポジウム 「知ってほしい,広島県のがん医療」

【司会】
 広島県がん対策推進協議会 鎌田 七男氏鎌田七男氏  
 中国新聞社論説副主幹 山内 雅弥氏山内雅弥氏 

 総合司会の鎌田先生と山内論説副主幹の進行の下,5人の先生方にそれぞれのテーマでご講演いただいた後,参加者からの質問に対して,講師の方々が専門的な立場から説明をされました。

 

(1) 広島県はがんの情報を集めています
 ― がん登録に支えられたがん対策日本一へ

 広島県医師会常任理事 有田 健一氏有田 健一氏 

 有田先生から、広島県地域がん登録の紹介や、登録で得られた成果がどのように利用されるかについて説明いただきました。

 

(2) がんを疑われた時、あなたはどうしますか?
 ― がん検診からセカンドオピニオンまで

 独)国立病院機構呉医療センター 呼吸器科医長 中野 喜久雄氏中野喜久雄氏

 中野先生から,有効性が証明されたがん検診を受診することの必要性などについて,わかりやすく説明いただきました。

 

(3) がんになったら誰が面倒をみてくれますか
 ― がん難民を防ぐ仕組み

 広島市立広島市民病院 乳腺外科主任部長 檜垣 健二氏檜垣 健二氏

 檜垣先生から,がんを早期に発見し,しっかり治療を受けるための仕組みをつくるため,検診・治療・フォローアップの医療機関が機能分担し,連携して治療を行う広島がん医療ネットワークのシステムについて説明いただきました。

 

(4) 命の輝きを感じながら、在宅で人生を全うできますか?
 ― 終の棲家での在宅死

 まるやまホームクリニック院長 丸山 典良氏丸山 典良氏

 丸山先生から,終末期を在宅で過ごすことにより,身体症状のコントロールや心のケアを通じて生活の質を向上させる緩和ケアの取組について説明いただきました。

 

(5)がんになったらいくらかかりますか?
 ― 医療費の現状と対応

 NPO法人がん患者団体支援機構 理事長代行 浜中 和子氏浜中 和子氏

 浜中先生から,がん治療費と経済的な問題に関するアンケート調査結果の紹介と,がん治療における経済的な対策の必要性について説明いただきました。

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講演風景の写真1 講演風景の写真2
(講演風景)
受付風景 リーフコーナー風景

 

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