【イベント報告】第２回カーボンニュートラル採用ブランディングワークショップ

12月2日（火）に「第2回採用ブランディングワークショップ」を開催しました。
本ワークショップは、カーボンニュートラル（以下、CN）活動に取り組む県内製造業が、採用広報においてその価値をどう伝えるかを検討することを目的とした取り組みです。企業の魅力や社会的意義を採用コミュニケーションにどう落とし込むかを、企業担当者と学生が協働しながら議論・整理する場として実施しました。
当日は、シグマ株式会社、新和金属株式会社の2社に加え、叡啓大学・広島工業大学の学生が参加。企業による自社PRプレゼンの後、学生との個別ワークを通じてキャッチコピーの評価や就職活動の価値観を共有し、採用メッセージのブラッシュアップを行いました。
議論では、CN活動を採用PRに活かす際のポイントとして「数字よりストーリー」「社員の声や想いを伝える」「SNSや動画で軽やかに表現する」などが挙げられました。また、学生からは「ワクワク」「自分らしさ」「成長機会」といったキーワードが響くことが確認され、CNは前面に押し出すより自然に組み込むことが効果的との示唆が得られました。
アンケート結果では、学生・企業ともに満足度100％と非常に高く、特に双方向性の個別ワークが「最も有意義」と評価されました。一方で、参加人数の少なさやCN理解度のギャップといった課題も明らかになり、次回は参加者増加策や説明方法の改善が必要です。
今回のワークショップは、企業にとって採用戦略のヒントを得る機会となり、学生にとっても企業理解を深める場となりました。
広島県では、引き続きこうした企業と学生の対話の場を提供し、CN活動の社会的価値を採用広報に活かす取り組みを支援してまいります。

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