【イベント報告】第2回欧州電池規則ワークショップ

【イベント報告】第2回欧州電池規則ワークショップ

広島県では、県内企業のカーボンニュートラル(以下、CN)実現に向け、各社の製品カーボンフットプリント(以下、CFP)算定のフォローや課題解決策の情報共有の場を提供しています。11月19日(水)は欧州電池規則の対象企業に対して、現在の準備状況や準備過程における各社の疑問・課題を共有しました。また、各社の準備支援を行う上で課題感の大きかったCFF(Circular Footprint Formula)や認証準備の基本的な考え方をお伝えし、改めてサプライヤーの理解を促進する解説を実施しました。
​当日はマツダ(株)のCN推進担当者やCFP算定担当者が参加し、サプライヤー各社の困っていることや気になっていることについての質疑応答にご対応いただきました。直接、マツダ(株)とサプライヤーが対話することで、相互に不明瞭だった部分を共有し、適切な対応方法を共有する場となりました。引き続き、サプライヤー各社の算定と文書準備のフォローを行っていきながら、認証に向けて現時点でできる準備を進めます。
​広島県では今後も欧州規制の最新動向をはじめ、CNに関する情報を発信し、理解促進セミナーを開催して参ります。また、今回のワークショップを通じて得られた企業の課題解決に向けて、有効な体制や仕組み構築の実現のため、様々な施策を検討して参ります。

 

開催概要

開催日時

令和7年11月19日(水曜日) 10時00分~11時30分(開場9時45分)

場所

マツダ株式会社 本社

内容

・欧州電池規則に向けた各社準備状況の共有と課題対策検討