【イベント報告】第1回カーボンニュートラル採用ブランディングワークショップ

【イベント報告】第1回カーボンニュートラル採用ブランディングワークショップ

10月15日 (水) に「第1回採用ブランディングワークショップ」を開催しました。
本ワークショップは、カーボンニュートラル(以下、CN)活動に取り組む県内製造業が、採用広報においてその価値をどう伝えるかを検討することを目的とした取り組みです。企業の魅力や社会的意義を採用コミュニケーションにどう落とし込むかを、企業担当者同士で議論・整理する場として実施しました。
当日は、シグマ株式会社、新和金属株式会社の2社が参加。各社の採用・広報・技術部門の担当者が一堂に会し、分科会形式で「自社の強み」「CN活動の位置づけ」「採用課題」などを共有しながら、採用コピーの方向性を検討しました。
シグマ株式会社では、「穏やかで自然体だが、内に情熱を秘めている」「静かでスマートだけど、泥臭く挑戦する」といった社員像が共有され、広島の自然や暮らしやすさの中で最先端技術に挑む姿勢が企業らしさとして浮かび上がりました。
​一方、新和金属株式会社では、「工場=ワクワクする場所」という独自のPRコンセプト「ワクトリー」が紹介され、社員の半数以上が社会貢献活動に従事しているという事実が共有されました。CN活動は経費削減や無駄の排除といった社内改善の延長線上にあり、「ワクワクしながらCO₂を削減する」という言葉が印象的でした。
今回のワークショップは、企業にとっては自社の魅力を再発見する機会となり、CN活動を採用ブランディングにどう活かすかを具体的に検討する第一歩となりました。
今後は、12月2日に予定されている第2回のワークショップでコピー案のブラッシュアップを行い、成果をまとめていく予定です。
広島県では、引き続きこうした企業間の対話の場を提供し、CN活動の社会的価値を採用広報に活かす取り組みを支援してまいります。

WS写真1WS写真2

開催概要

開催日時

令和7年10月15日(水曜日) 15時00分~16時30分

場所

中国新聞社  本社 会議室

内容

・県内製造業による採用ブランディングワークショップ(CN活動の言語化)