【イベント報告】CFP算定演習と仕組み検討ワークショップDAY1

【イベント報告】CFP算定演習と仕組み検討ワークショップDAY1

広島県では、カーボンニュートラルに積極的に取り組む県内企業を増加させ、その活動を支援することにより、着実にカーボンニュートラル対応を進めるとともに、カーボンニュートラルを起点とした付加価値創出を実現させることを目指しています。これを実現するため、本年度は5つのテーマでワークショップを通じた取組みを行っています。

令和7年7月16日、5つのテーマのうち、「CFP算定演習と仕組み検討」の第1回目ワークショップを実施いたしました。本テーマでは、マツダ株式会社のサプライヤー企業が製品カーボンフットプリント(CFP)を算定し、課題抽出や今後の促進に向けた仕組みを検討することを目的としています。昨今、欧州規制をはじめ、CFP算定の社会的要請が高まっている一方、CFP算定方法の選定やデータ収集の面で、多くの企業が課題に直面しています。CFP算定の基本的な準備を行っておくことで、必要性が増した時にすぐに対応できることが重要です。

第1回目は、計25社の県内ものづくり企業が参加し、CFP算定方法の基本を学びました。演習によるCFP算定体験を通じて、算定に必要な手順や項目を理解し、多くの企業が自社製品のCFP算定の第一歩を踏み出せるようになりました。

今後も、ワークショップで得られた知見の共有やカーボンニュートラルに関する情報発信など、積極的に実施してまいります。

 

開催概要

開催日時

令和7年7月16日(水曜日) 14時00分~16時00分(開場13時45分)

場所

マツダ株式会社 本社

内容

・CFP算定方法の説明

・CFP算定演習

・算定対象製品と算定表の確認

・講師:電通総研