平成２４年３月２１日（水曜日）　しごとプラザ「マザーズひろしま」オープンです

　このたび，女性の就業を総合的に支援する「しごとプラザ　マザーズひろしま」が，広島市中区立町のＮＲＥＧ広島立町ビル３階に開設されることとなりました。今日は９時から行われたオープニングセレモニーに出席しました。この施設は，職業紹介や求人情報検索など国のマザーズハローワークの機能と，就職活動に関する情報提供とともに保育所情報等の子育て支援に関する情報提供など県のわーくわくママサポートコーナーの機能が一体化したもので，こうした形での国と県との協力は全国初の取組となるそうです。総合的な就業支援のために国の職業紹介等の事務を地方に移管すべきであるという考え方には変わりはありませんが，このような形で実現することは正に県民の利便性の向上に直接つながることであり，広島労働局の協力に感謝したいと思います。就業にあたっての子育てや介護等に関する悩みについてでも構いませんので，気軽に立ち寄っていただきたいと思います。

　１１時過ぎ，未来のひろしまの地域医療を担う医学部新入生激励会がありました。県では，広島大学，広島県医師会，県内の市や町など関係者と連携して，地域医療を担う医師の確保や定着支援に重点的に取り組んでいます。今日は，自治医科大学並びに広島大学ふるさと枠に合格された１７名の方が来られ，誇りを持って勉学に励んでいただき，広島の地域医療の「底力」を引き出せる立派な医師になってくださいと激励しました。

　「瀬戸内　海の道構想」の推進に資するプロジェクトとして，公募により選定した「瀬戸内海を生かした特産品づくり　－瀬戸内スイーツロード－」において，このたび広島レモンを使った新たなスイーツの基本レシピが完成したため，今日はその試食会を開催してくれました。日本一の生産量を誇る広島レモンを使用して新しい広島ブランドの菓子＝広島レモンスイーツを開発するため，製菓コースを持つ５つの学校がその基本レシピを考案してくださいました。今後は，来年度開催予定の全国菓子大博覧会との連携も視野に入れ，このレシピをもとに菓子業者等において製品化に取り組んでいただくようして参る予定です。本日は，１７品いただきましたが，いずれの作品も広島レモンの香りや酸味を上手に生かしてあり，大変美味しく出来ていました。