いよいよ明日は,天皇盃第17回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝)が行われます。今日は16時から広島国際会議場において,開会式が行われました。今年の大会は,2つの意味で例年と違う大会であると思います。1つは,東日本大震災後,初めての都道府県対抗駅伝となること。被災地においては,今この瞬間においても仮設住宅等での生活にご苦労されている方々がたくさんいるという中で,この大会が開催できる,レースに参加できるということは,その後ろにたくさんの人の支えがあって実現していることであり,感謝の気持ちを持ってこの大会を迎えなければならないということです。もう1つは,この大会に参加される人,一人ひとりがその役割を全力で担うことによって,被災された皆さんへ勇気と希望を届けることができる,そのことを意気に感じて大会に臨んでくださいとご挨拶しました。