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平成28年10月20日(木曜日)全国道路利用者会議第66回全国大会に出席しました

印刷用ページを表示する掲載日2016年10月20日

10時,平成28年10月20日(木曜日)全国道路利用者会議第66回全国大会に出席しました。全国道路利用者会議の皆様の取組みや,国土交通省のほか関係の皆様の御尽力を通じて,これまでの経済発展や豊かな国民生活の実現に大きく貢献されたことに深く敬意を表します。さて,本県におきましては,昨年3月に山陰と山陽をつなぐ中国横断自動車道尾道松江線の全通により,中国自動車道や山陽自動車道などにより井桁状の高速道路ネットワークが完成し,県境を越えた物流の活性化や交流人口の拡大に大きく貢献するものと期待しているところです。また,平成23年に発生した東日本大震災等や,このたびの九州地方における地震などの大きな災害時には,道路ネットワークの機能が最大限発揮され,救助・救命活動や支援物資などの緊急輸送に大きな役割を果たしており,一昨年に広島市で発生した土砂災害におきましても,緊急輸送道路を確保することの重要性をあらためて認識したところでございます。しかしながら,地方においては,道路のミッシングリンクや渋滞などにより,道路の果たすべき機能が十分発揮されていない個所も多くあり,これらは日頃道路を利用する方々にとって非常に大きな問題となっております。また,近年の異常気象に伴う大雨や地震など災害による被害を最小限に食い止め,迅速な復旧を図るためにも,道路ネットワークの整備や経年劣化した橋梁などの維持管理が急務となっております。こうした道路に関するニーズの高まりを踏まえ,本県におきましても,広域的な交流・連携基盤の強化,災害に強い道路ネットワークの構築などに向けて関係者の皆様と連携しながら,引き続き努力して参ります。

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