「ひろしまラウンドテーブル」の最終日(3日目)です。
27日から本日までの3日間にわたり,米・中・韓そして国内の核軍縮・国際関係の専門家の方々に集まっていただき,「国際平和拠点ひろしま構想推進委員会」「ひろしまラウンドテーブル」を開催しました。
構想推進委員会では,オバマ大統領の広島訪問という機会を捉えて,「国際平和拠点ひろしま」の形成を加速させるための本県が取り組むべき施策の方向性や具体的なプロジェクトについて,貴重な御意見をいただきました。今後,県としても,その具体化に向けた取組を進めていきます。
ラウンドテーブルでは,東アジア地域において核抑止が本当に必要なのかということを基本的な視点として,各国の立場の違いを超えて議論し,議長サマリーとしてまとめていただきました。
現在,米国では核政策の変更が検討されており,国連では,来年,核兵器廃絶に向けた法的枠組についての検討が行われようとしています。また,5年に一度のNPT運用検討会議に向けた準備委員会も来年から始まります。今回の会議の成果を活し,今後始まる世界の核軍縮の動きにインパクトを与えて,国際社会を動かしていくため,会議に御参加の皆さんとともに,県としても出来るだけの取組を進めていきたいと考えています。
≪記者会見の様子≫
(国際平和拠点ひろしま構想推進委員会の状況を説明する阿部副座長)
(ラウンドテーブル 議長サマリーを発表する藤原議長)
≪国際平和シンポジウムの様子≫