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平成27年11月16日(月曜日)岡山・広島両県知事会議を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2015年11月16日

岡山・広島両県知事会議を開催しました。開催に当たり,伊原木知事をはじめ,岡山県の皆様の御配慮に,厚くお礼を申し上げます。会場の矢掛町へは,井原線を利用して来ましたが,車窓から,のどかな田園風景を眺めながら,この瀬戸内が,風光明媚な「里海」だけでなく,穏やかな「里山」の景色で彩られていることを改めて感じました。井原線は,沿線住民の暮らしや社会・経済活動を支える社会基盤であり,最近は利用者も増加していると伺っております。岡山県西南地方と広島県備後地方の交流を支える地域の動脈として,引き続きその利用促進に共同で取り組んでまいりたいと考えております。

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会議に先立ち,旧矢掛本陣石井家を視察させていただきました。歴史的な町並みがきれいに整備されており,旧山陽道の宿場町独特の景観を興味深く拝見しました。矢掛町では,風情のある宿泊施設や,やかげ町家交流館など,古民家再生に力を入れて取り組まれ,通過型から滞在型の観光地への発展を目指していると伺いました。地域資源を活かして,官民が一体となって観光振興や域内経済の活性化につなげていく,まさに地方創生の取組を実感しました。

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会議では,広域観光周遊ルート「せとうち・海の道」の推進など6項目について,意見交換をしました。瀬戸内ブランド推進連合では,「瀬戸内シェフズサミット」や,7県の魅力を一体的に発信するイベント「瀬戸内フェア」の開催など,これまでも連携した取組を推進させていただいており,改めて感謝いたします。来春,岡山県では「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」が実施されます。また,伊勢志摩サミットの関係閣僚会合として,岡山県では「教育相会合」,本県では「外相会合」が開催されるなど,明るい話題が続く中,両県で連携した取組を一層推進することで,「瀬戸内」という輝ける資源をしっかりとPRし,国際的な知名度向上,外国人観光客の集客につなげていきたいと考えております。本日の会議を通じ,今後,両県の交流・連携の一層の強化に向けた取組の契機となることを期待しております。

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