07時30分、山陽新幹線開業50周年記念出発式典に出席しました。
山陽新幹線が全線開業50周年という大きな節目を迎えましたことを、心からお祝い申し上げますとともに、本日ご列席の来賓の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに対しまして、県民を代表して、深く感謝の意を表します。
この山陽新幹線の全線開業により日本の主要都市間を高速かつ大量に輸送できるようになったことで、ここ広島の地にも、観光やビジネスといった面のみならず、医療、教育、文化など様々な分野において多大な効果がもたらされました。
今年は、大阪・関西万博や世界バラ会議福山大会など、世界各国から集客が見込まれる大型イベントが複数開催されます。
県としては、こうした好機を的確に生かし、さらなる観光誘客に向けた取組を着実に推進してまいりたいと考えており、その推進にあたっては山陽新幹線の存在が非常に大きな鍵を握っているものと考えております。
また、今月末には、広島新駅ビル「minamoa」が開業を迎え、さらに夏頃には駅ビルへの路面電車の乗り入れが予定されており、国内外の多くの方々に利用されている陸の玄関口「広島駅」の存在感は今後ますます増していくものと感じております。
山陽新幹線は、全線開業から半世紀を迎える今でも、本県の発展に貢献し続けております。
そして今後も、本県のさらなる飛躍のみならず、全国各地の地域活性化にとっても、非常に重要な役割を担い続けていくものと期待しております。