15時30分、米国デュポール大学の学生の皆さんが訪日研修の一環でいらっしゃいました。
皆さまの来広を心から歓迎いたします。
2005年にこの研修が始まって以来、多くの学生が、国内の観光名所や被爆地である広島・長崎を訪問され、日本の文化、そしてそれぞれの被爆の実相や国際平和に向けた取組について学習されてきました。
2019年以降は新型コロナの影響で一旦中止されていましたが、本年度からこのような有意義な研修が再開されたことを心から喜ばしく思います。
これまでの広島視察では、平和記念資料館などの関連施設の視察や、被爆者との交流をされてきたと伺っています。
各視察先で経験したことや感じたことが、皆さんの、核兵器のない平和な世界の必要性への理解を促進し、それらについて積極的に発信をしていただくきっかけとなることを期待しています。
また、被爆から79年が経過し、被爆者の高齢化が進む中、皆さんには、被爆者の話を直接聞くことのできる最後の世代として、その思いを引き継ぎ、次世代の国際平和に向けた行動をしていただきたいと思っています。