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令和6年12月2日(月曜日)流域治水シンポジウムで講演を行いました

印刷用ページを表示する掲載日2024年12月2日


講演写真
14時15分、
流域治水シンポジウムひろしま2024で講演を行いました。
皆さん、流域治水という言葉はご存じでしょうか。
半数以上の方が、知らない、なんとなく知っている、詳しくは分からない人たちも含めますと、まだまだ認知されていない状況だと感じています。
本県では、気候変動により激甚化・頻発化する水災害に備えるため「流域治水」を強力に推進しているところです。
地上に降った雨や雪は、山などの地形によって川に流れ出る方向が決まります。
山の尾根など、この境目を分水界といいますが、この頂上で分かれて、降った雨はそれぞれ異なる流域の河川に流れていく、この分水界で囲まれている山から海への一体的な範囲を流域といいます。
つまり、流域は、降った雨が集まる水の器のようなものです。
自分の住んでいる地域と水との関わりを考えるとき、流域を意識することは水循環を、そして洪水発生の仕組みを理解する手掛かりとなります。
この「流域」という概念を基に、治水についてあらゆる関係者と一緒に考えて活動することを流域治水といいます。
皆さんにも、ぜひ、流域治水を知る、考える時間を持っていただければと思います。

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