令和３年１２月７日（火曜日）叙勲伝達式を行いました
印刷用ページを表示する掲載日2021年12月7日
１１時００分，広島修道大学において，大学内にアジアで初めて設置された「ヴァーツラフ・ハヴェルのベンチ」の除幕式に出席しました。
広島修道大学におかれては，これまでもチェコ共和国内の大学と協定を締結され，昨年は日本とチェコの国交樹立１００周年に関連した行事を開催されるなど，両国の関係づくりに努めてこられました。
また，本県とチェコとの結びつきは，世界遺産にも登録されている原爆ドーム（元広島県物産陳列館）が，チェコの建築家ヤン・レツル氏によって設計されたものであるなど，チェコと広島，そして平和との間には，大変深い結びつきがあります。
非暴力的な活動と対話によって平和裏に民主化を果たしたハヴェル元大統領の信念を反映したベンチの設置を通じて，より多くの方々に平和について考え，議論していただくことは，誠に意義深いものと感じています。
このベンチの設置が，広島とチェコのさらなる友好交流の契機となることをお祈りしております。
１３時３０分，県庁において，１１月３日付けで叙勲の栄に浴された皆様に，勲記並びに勲章の伝達をさせていただきました。
永年にわたる地域への御貢献や，危険業務への従事に対しまして，県民を代表いたしまして厚くお礼を申し上げますとともに，今回の御受章を心からお祝い申し上げます。この御栄誉は，受章された皆様御自身や御家族様のお慶びにとどまらず，私ども県民にとりましても大きな誇りでございます。
皆様には，これまでの御経験を生かしていただき，本県の発展に，一層のお力添えを賜まるようお願いを申し上げました。秋の叙勲，消防功労秋の叙勲，危険業務従事者叙勲を受勲された３９名の皆様，本当におめでとうございました。
