本日,12月定例県議会が開会しました。当面する県政の課題などを報告するとともに,提出した議案の説明をさせていただきました。
今回の議案としては,緊急経済・雇用対策などに必要な経費のほか,所得が低い方を対象とした新型インフルエンザワクチンの接種費用を助成する市町を支援するための経費などを補正予算案として計上したほか,予算以外では,平成23年4月からの独自水準の給料表の導入,管理職の定期昇給を廃止し,実質的な年俸制へ移行するための条例案などを提案しました。
14日(火曜日)から3日間,一般質問が行われることになっています。
11時半過ぎから,広島市の秋葉忠利市長の訪問がありました。主要事業などに関する県への要望として,広島駅南口B・Cブロック市街地再開発事業の推進,太田川高潮対策事業の促進,学校における食育の推進,後期高齢者医療制度の円滑な運営などについて,説明をいただきました。
昼時間,民放テレビ局から取材がありました。「今年を振り返って,一文字を・・・」というものです。今年の一文字,ズバリ「育」と書かせていただきました。
今年1年は,計画の策定や事業化の仕込みなど,基盤づくりに取り組んだ1年でした。来年はこれを「実行」に移す年,大きく”育てて”いきたいと思います。また,男性の育児に対する価値観を変えていくことが重要であるとの考えから,育児のための休暇を取得したこともあり,こうした実践的行動が,様々な議論を通じ,子育てに優しい,男女ともに子育てに参画できる社会の実現につながるように,といった思いも込めました。