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平成22年12月7日(火曜日) 県経済財政会議で主要計画をご議論いただきました

印刷用ページを表示する掲載日2010年12月7日

 10時から県庁で,外部有識者に委員をしていただいており,今年度第6回目となる広島県経済財政会議を開催しました。

 県では,10月末に新たな総合計画「ひろしま未来チャレンジビジョン」を策定しましたが,本日の会議では,このビジョンを支える行政面での基盤づくりとしての「行政経営刷新計画」,財政面での基盤づくりとしての「中期財政健全化計画」,これら3つの計画の年度版計画として,年度ごとの施策の方向を具体的に示す「平成23年度県政運営の基本方針」の3つの主要計画について,最終的にとりまとめの議論をいただき,計画の方向性について概ね了解いただきました。

 今年度は「仕込みと基盤づくり」の年と位置付けて,県の新たな総合計画である「ひろしま未来チャレンジビジョン」とともに,この3つの計画をその中心に据えて,これまで内部的にも議論を重ねてきました。本日の議論を受けて,最終調整のうえ,県議会での議論を踏まえ,最終的に3つの計画を決定することとなります。

本日の会議では,私に対しても,計画が目指すべきものを知ってもらうため,知事としてしっかり県民や職員に対してメッセージを伝えるべき,短期的に実施するもの,5~10年かけて中・長期的に達成を目指すべきものなど,県民の皆さんにわかりやすく時間軸を示しながら説明していくべき,計画の内容の中で知事として譲れないものは,責任を持ってやり遂げるべき,など委員の皆さんからご意見をいただきました。今後は,この「仕込みと基盤」の上に立ち,真に県民の皆さんのための県政を実現するため,具体的な施策を「実行」していきたいと思います。

県経済財政会議1県経済財政会議2

 14時半から,定例記者会見に臨みました。今日は,次の3点について発表させていただきました。

○総合特区計画プロジェクト・チームの設置
○「2020広島県農林水産業チャレンジプラン」の策定
○広島中央フライトロードの供用開始時期

 現在,国では地域活性化策の一つとして「総合特区制度」が検討されており,広島県でも,この制度を活用した取組を検討するため,今月13日付けで経営戦略審議官の下に「総合特区計画プロジェクト・チーム」を立ち上げることにしました。プロジェクト担当課長として,経済産業省から職員を派遣していただき,選任スタッフとあわせて3名でスタートします。

 また,「2020広島県農林水産業チャレンジプラン」については,広島県の農林水産業の10年後の目指す姿を描き,農山漁村地域の産業の核となる農林水産業を実現するための5カ年計画として策定しました。今年は「仕込みと基盤づくり」の一年であり,この計画策定もその一環です。「産業として自立できる農林水産業の確立」を重要な目標に据え,「農林水産物の販売力の強化」など新たな視点も加えたこのプランに基づき,関係団体,市町などと協働連携して,積極的な展開を図っていきます。

 最後に,広島空港から,三原市大和町までの区間10キロの広島フライトロード(主要地方道本郷大和線)を来年4月中旬に供用開始します。日本一のアーチ橋「広島空港大橋」も開通区間の中に有し,今回の供用開始により,広島空港のアクセス向上や観光振興など,地域活性化に弾みがつけばと考えています。

定例記者会見

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