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令和2年10月22日(木曜日)全線復旧から1年を迎える芸備線を視察しました

印刷用ページを表示する掲載日2020年10月22日

平成30年7月の豪雨災害で一部不通となっていたJR芸備線が,全線復旧から1年を迎えるにあたり,被災箇所の視察を行うとともに,実際に乗車して,車内で沿線の市長や島根県の丸山知事と対談を実施しました。
10時00分,三篠川の増水により流失した第1三篠川橋梁の状況を視察し,鉄橋の復旧の概要,河川改良復旧工事状況の説明を受けました。運航再開に向け,懸命に工事を実施いただきましたJR西日本及び工事関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。視察中には,鉄橋を列車が通過しましたが,列車が軽やかに鉄橋を渡っていく姿に,復旧の喜びをかみしめました。
10時49分に志和口駅から芸備線の列車に乗車し,安芸高田市の石丸市長,三次市の福岡市長,庄原市の木山市長と,それぞれ列車の中で対談をしました。市長さん方からは,付近の住民の方々にとって,この鉄道がいかに重要で不可欠であるかといったお話があり,私も強くそう感じたところです。また,当日はあいにくの雨でしたが車窓の景色は素晴らしく,列車の旅の楽しさを改めて感じました。
その後,木次線油木駅から再度列車に乗車して島根県の丸山知事とお会いし,芸備線小奴可駅までご一緒しました。下車後は,山上りんご園にて,おいしいりんごジュースをいただきながら対談し,沿線の資源を活かした観光振興策や,鉄道の利用促進の取組を連携して行っていくことをお話ししました。
視察を通じて感じたことは,やはり,この鉄道は,日常交通手段としても,鉄道ならではの旅の魅力を創出し,地域の資源を活かす資産としても,不可欠なものであるということです。不通となってその大切さを改めて感じられた方も多いかと思います。先人がつくり,これまでみんなで守ってきたこの資産を未来に向かってつなげていくためにも,皆様には,是非利用をしていただきたいと思います。県においても,沿線市町と連携しながら,皆様に利用していただけるよう,様々な取組で支えていきたいと考えています。
本日の視察に御協力いただいた皆様,わざわざ駅でお迎えをいただいた方々,本日は,ありがとうございました。
(第1三篠川橋梁)
01020304
(芸備線:安芸高田市長,三次市長,庄原市長と対談)
051112141517192022232624
(木次線~芸備線~りんご園:島根県知事と対談)
31424347454850535671737779

 

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