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Q1 : 肝炎ウイルスの種類と感染経路について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. E型肝炎ウイルスの感染経路は,汚染された飲料水や食物の摂取による経口感染である。

b. 肝炎ウイルスのうち,血清肝炎であるものは,A型,B型及びC型の3種類である。

c. B型肝炎ウイルスは,感染者の体液が他のヒトの血液に入って感染することがある。

d. C型及びD型肝炎ウイルスは慢性化するが,B型肝炎ウイルスは慢性化しない。





Q2 : 肝がん死亡の発生状況について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 肝がん死亡率の全国状況をみると,概ね西日本より東日本の方が高い傾向がある。

b. 広島県では,2010年以降,肝がん死亡率は増加し続けている。

c. 2013年時点では,日本における肝がん死亡の約60%がHBV又はHCVの持続感染に起因している。

d. 近年では,肝がん死亡に占める非ウイルス性の原因が増加しており,問題となっている。





Q3 : 肝炎ウイルスキャリアの状況について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. HBs抗原陽性率は,いわゆる団塊の世代を中心にピークがあるが,HCV抗体陽性率は,年齢が高い集団ほど高い傾向がある。

b. 血液透析施設等の観血的処置を日常的に行う施設においては,HCV新規感染率が高い傾向があるため,特に感染予防対策を十分に行う必要がある。

c. HCVの主な感染経路である輸血について,現在も輸血後肝炎の発生が問題となっている。

d. 公的検査を始めとした肝炎ウイルス検査の受検機会が増えたため,自覚症状がなく感染を認識していないキャリアに対し,肝炎ウイルス検査の受検を啓発する必要性はなくなっている。





Q4 : 肝炎ウイルスキャリア対策について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 肝疾患コーディネーター(肝Co)が肝炎対策に貢献するためには,全ての肝Coが同一の役割を果たすこ

とが大切である。

b. 公的検査を受けても検査を受けたことを認識していない者も一定数いるため,検査を受けたこととその結果を覚えておくよう,啓発することが重要である。

c. 感染していることを知ったが,継続的な受診をしないままでいるキャリアに対しては,再度肝炎ウイルス検査を受けるよう勧めることが最も効果的である。

d. 肝炎ウイルスキャリア対策を効果的なものにするためには,地域の実情に合わせた自治体や専門医療機関等との連携による対策を行うことが重要である。





Q5 : B型肝炎ウイルスについて,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 無症候性キャリアの者でも,慢性肝炎から肝硬変を経ずに肝がんを発症することがある。

b. 幼若期での感染では,産道感染による垂直感染や家族内での水平感染によるものが多い。

c. 成人期に感染すると,多くは無症候性キャリアとなるため,慢性肝炎への進行は極めて稀である。

d. 2016年10月から開始されたB型肝炎ワクチンの定期接種では,生後2歳になってから3歳になるまでに3回の接種を行う。





Q6 : B型肝炎ウイルスマーカーについて,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. HBs抗原は,HBVに感染しているかどうかを示すウイルスマーカーである。

b. HBs抗体が陰性であれば,HBVへの既往感染かHBVワクチン接種後を示す。

c. HBe抗原が陽性でHBe抗体が陰性の場合,HBVの感染力が弱いことを示す。

d.核酸アナログ製剤などの抗ウイルス治療の効果判定には,HBV-DNA量の測定が有効である。





Q7 : B型肝炎の治療について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. B型慢性肝炎では,ウイルスの完全な排除が難しいため,ウイルス量を減らし,肝炎の進行を抑えて,肝硬変や肝がんへの進行を防ぐことが重要とされる。

b. 抗ウイルス治療中の者は定期的な血液検査と画像診断を受ける必要があるが,無症候性キャリアの者は,症状が出るまでは経過観察のみで定期的な画像診断を受ける必要はない。

c. 過去にHBVに感染したことがある者に対して,免疫抑制治療や化学療法を行う場合,HBVの再活性化が起こることがあり,劇症化率が高くなる。

d. 核酸アナログ製剤治療は通常長期間継続が必要となるが,ウイルスが検出されなくなれば,服用を自己中断することも可能である。





Q8 : C型肝炎ウイルスについて,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. C型肝炎ウイルスマーカーのうち,HCV抗体が陽性である場合は,HCV-RNA量の測定を行わなくても,現在HCVに感染していることを示す。

b. 現在の主な感染経路は,入れ墨や鍼治療,ピアスの穴あけなどの不適切な医療行為や医療従事者の針刺し事故などであるが,感染経路が不明な場合も多い。

c. HCVにはHBVとは異なり,現在のところ予防ワクチンがないため,感染を予防することと,検査によって感染を早期に発見することが重要である。

d. 肝炎の発症機序は,ヒトの肝細胞にHCVが感染し,ウイルス自体が正常な肝細胞を攻撃することにより起こる。





Q9 : C型肝炎の治療について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 現在の抗ウイルス治療では,飲み薬で治療するインターフェロンフリー治療が第一選択であり,殆どの患者においてウイルスが排除できるようになった。

b. インターフェロン治療でウイルスが排除できなかった患者には,インターフェロンフリー治療による効果は限定的であるため,積極的な治療は勧められていない。

c. C型非代償性肝硬変の患者に対しては,現在でもインターフェロンフリー治療は行うことができない。

d. 抗ウイルス治療によりC型肝炎ウイルスが排除された後においても,定期的な肝機能検査や腫瘍マーカー,画像検査を継続して受けることが大切である。





Q10 : 肝硬変・肝がんについて,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 肝硬変患者では,血清アルブミン値が低下するため,分岐鎖アミノ酸製剤による栄養療法を行う。

b. 慢性肝炎では自覚症状がないことが多いが,代償性肝硬変では肝性脳症や腹水などの自覚症状が現れることが多い。

c. 肝がんの早期発見のためには,腫瘍マーカーであるAFPやPIVKA-2の定期的な検査が重要である。

d. 多量の飲酒は肝がんの発症リスクを高めることが知られているが,糖尿病や肥満などはリスクを高めることはない。





Q11 : 肝硬変・肝がんの治療について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 肝硬変患者の合併症の一つであるサルコペニアは,骨格筋量や筋力の低下を特徴とする疾患であり,運動療法で予防することが効果的である。

b. 肝がんに対しては,主にがんの進行度に応じて治療方針を決定するが,肝機能の状態(肝予備能力:Child-Pugh分類)はあまり考慮されない。

c. 肝予備能が良く,腫瘍の個数が単発であれば肝切除が行われるが,手術後もしばしば再発が見られるため,治療後も定期的な腫瘍マーカー検査や画像診断を行う必要がある。

d. ラジオ波焼灼療法(RFA)は,がん細胞に直接電極針を当ててがんを焼く治療法であるが,通常は進行して全身へ転移しているがんに対して行う。





Q12 : 肝炎治療費助成制度について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 肝炎治療費の助成を受けるためには,県に肝炎治療受給者証の交付申請を行い,県の認定を受ける必要がある。

b. ウルソなどの肝庇護剤のみでの治療も助成の対象となる。

c. 自己負担限度月額は、世帯の課税年額によって20,000円と10,000円の2種類がある。

d. 核酸アナログ製剤治療の新規の診断書では、ガイドラインに記載の数値を満たしている場合は自動的に助成される。





Q13 : 広島県の肝疾患施策について,次の記述のうち正しいものの組合せはどれか。 (必須)

a. 肝がん・重度肝硬変治療費助成制度において,県内に住民票があり,医療保険に加入している者であって,対象となる医療を受けている場合は,全ての者が医療費助成を受ける資格がある。

b. 県が実施している無料肝炎ウイルス検査(特定感染症検査等事業)は,過去に肝炎ウイルス検査を受検したことがない者であって,職域(医療保険者等)で実施する肝炎ウイルス検査や市町が実施する肝炎ウイルス検診などの他の受検機会がない者が対象である。

c. 初回精密検査の結果が陽性の場合、すぐに抗ウイルス療法を行う必要がある。

d.初回精密検査費用の助成対象の内容は,初診料(再診料),ウイルス疾患指導料及び精密検査に必要な血液検査や画像診断のうち対象となる検査項目であり,この対象検査費用について全額助成を受けることができる。





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