拝啓 みなさま
「ひろしまたてものがたり」プロジェクトのスタートから2年が経ちました。
最初の1年目は、一般公募や選定委員会による審査、一般投票を行い、
訪れたい建物「100セレクション」や「ベストセレクション30」等の発表を行いました。
そして、2年目となった今年度は、「選んだ建物」を「アピール」し、
「訪れてもらうためのきっかけづくり」を進める年と位置付け、様々な取組を行ってまいりました。
10月には、各地域で建物を活かした取組を展開している皆様と連携し、
33の建物を舞台に39のイベントを開催する「たてものがたりフェスタ2015」を初めて実施いたしました。
また、テレビ番組での「ひろしまたてものがたり」シリーズ企画のスタートや書籍出版に向けた準備が進むなど、
少しずつですが、盛り上がりが広がってきたと感じております。
いよいよ、3年目がスタートします。
この節目にあたり、建物関係者の皆様が一堂に会する場を設けたいと考え、
3年目の活動開始に向けた助走となるイベント「たてものがたりサミット」を企画いたしました。
会場には、既に建物を活かした活動を実践している関係者も出席し、
取組事例のプレゼンテーションや関係者同士の意見交換を行っていただける場を提供させていただきます。
今後の活動へのヒントを得たり、地域間の横のつながりをつくる等の場として
ぜひ、ご活用いただければと期待しております。
そして、この「ひろしまたてものがたり」を、来年度も一緒に綴っていきましょう。
開催日
2016年3月14日(月曜日)
時間
13時30分開場 14時00分開会 (開催時間120分)
会場
広島県庁 北館2階 第1会議室
(会場が変更になりました。)
案内マップ
参加方法
事前申込が必要です。
こちらのフォームから申し込みできます。
※ なお、事前申込がない場合でも、当日参加可能ですので、ぜひご参加ください。
サミット|スケジュール
14時00分 | 開会(13時30分開場) |
14時10分 | たてものがたりフェスタ2015 開催報告 |
14時20分 | プレゼンテーション|樫原 節男 [POINT] |
14時40分 | プレゼンテーション|高田 真 [POINT] |
15時00分 | 休憩 |
15時10分 | プレゼンテーション|倉方 俊輔 [POINT] |
15時30分 | 意見交換・ディスカッション |
16時00分 | 閉会 |
ゲスト|プロフィール
樫原 節男 (Setsuo Kashihara)
地域資源を活かし「まち」を創造する職能集団の会・東新会代表
一級建築士
広島県ヘリテージマネージャー(歴史的建造物保存活用資格者)
広島県尾道市生まれ。(庄原市東城町在住)
庄原市で設計事務所を営みながら、2013年から地元住民の有志とともに、
ヤマモトロックマシン(旧)自治寮活用プロジェクト(主催:地域資源を活かし「まち」を創造する職能集団の会)を開始。
2014年秋より「オープンフェスタ」を開催するなど、魅力的な建物を活かした活動を行っている。
高田 真 (Makoto Takata)
アーキウォーク広島 代表
ひろしまたてものがたり選定委員
広島のまちなかで生まれ育つ。
東京の設計事務所で都市プランナーとして勤務しながら、
市民組織アーキウォーク広島の代表として、建築公開イベント開催など広島の建築を内外に紹介する活動を展開。
2012年にはガイドブック「アーキマップ広島」を出版。
最近では、魅力的な建物を活かしたまちづくりの支援や瀬戸内海の島々の建物を訪ね歩き
建築資源調査を行うなど、徐々に活動範囲を広げている。
倉方 俊輔 (Shunsuke Kurakata)
撮影:増田好郎
大阪市生きた建築ミュージアム推進有識者会議委員
建築史家
大阪市立大学大学院工学研究科准教授
東京都生まれ。
伊東忠太の研究で博士(工学)を取得し、西日本工業大学准教授などを経て、
2011年より現職。著書に『ドコノモン』(日経BP社)、『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)。
共著に『これからの建築士』(学芸出版社)、『生きた建築大阪』(140B)、
『大阪建築みる・あるく・かたる』(京阪神エルマガジン社)、
『東京建築みる・あるく・かたる』(京阪神エルマガジン社)、
『東京建築ガイドマップ』(エクスナレッジ)など。
「ひろしまたてものがたり」とは
「ひろしまたてものがたり」とは「訪れたい」と思えるひろしまの建物にスポットをあて、
ひろしまの「魅力(ものがたり)」、ひろしまらしさを地域の「宝」として、
県内外に伝えていく県民参加型のイベントです。
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