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インフルエンザ警報を解除しました !!

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月28日更新

 「インフルエンザ警報」を解除しました !!

 広島県感染症発生動向調査による平成28年第16週(4月18日から4月24日)の定点医療機関からのインフルエンザ報告患者数が,県内のすべての保健所管内(7保健所)で,国立感染症研究所が示している警報継続基準値(定点当たり10)を下回り,県内全体で定点当たり2.0(定点医療機関からの報告数:230人)と減少しました。

 県内のインフルエンザの流行は,終息に向かっていると考えられるため,平成28年2月3日に発令した「インフルエンザ警報」を平成28年4月28日に解除しました。

広島県の今シーズン(平成27年~平成28年)の概要 (平成28年4月28日現在)

  • 今シーズン広島県では,平成28年1月20日に流行入り,1月27日に注意報発令,平成28年2月3日に警報を発令していました。
  • 流行のピークは,昨シーズンより1か月程度遅い,平成28年第7週(2月15日~2月21日)でした。
  • すべての保健所管内で警報開始基準値(定点当たり30)以上となり,特に西部東保健所管内では,平成28年第7週に定点当たり81.20まで上昇しました。
  • インフルエンザウイルスは,流行の期間を通じて,AH1pdm09,B型(山形系統),B型(ビクトリア系統)が検出されました。
  • 今シーズンの年齢階層別の報告数累計割合は,15歳未満が全体の74%を占め,例年とほぼ同じ傾向でした。
  • インフルエンザ様疾患で休校や学級閉鎖等の措置を行った学校等の報告数は,平成28年第16週時点で延べ817件で,最も報告数が多かった週は,平成28年第6週の161件でした。

警報・注意報の発令基準

  • 流行入り・・・県全体の報告患者数が定点当たり1.0を超えた時
  • 注意報発令・・・県内いずれかの保健所管内の報告患者数が定点当たり10.0以上となった時
  • 警報発令・・・県内いずれかの保健所管内の報告患者数が定点当たり30.0以上となった時
  • 警報解除・・・県内のすべての保健所管内の報告患者数が定点当たり10.0未満となった時

最近の流行状況

インフルエンザ報告患者数(平成28年第11週から平成28年第16週)

区分第11週第12週第13週第14週第15週第16週
全国定点当たり21.1313.8111.20

7.02

5.06

患者数104,10768,36955,34134,67225,007

広島県定点当たり15.8210.789.115.052.912.00
患者数1,8031,2401,048581335230

 全国の発生状況

  • 厚生労働省は,第1週(1月4日から1月10日)の感染症発生動向調査で,インフルエンザの定点当たり報告数が2.02となり,流行の目安としている1.0を上回ったことから,インフルエンザが流行シーズンに入ったとして平成28年1月15日に広報しました。
  • なお,第15週の定点当たり報告数は5.06となり,前週の7.02よりも減少しています。

◎全国のインフルエンザの発生状況については,こちらを御覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

広島県の発生状況

 第16週(4月18日から4月24日)の広島県全体の定点当たり報告数は,2.00(報告患者数:230人)となり,前週(第15週)の定点当たり報告数2.91(報告患者数:335人)よりも減少しました。

グラフ

定点当たり報告数とは

    • 定点報告の対象となる五類感染症については,広島県又は広島市が指定した医療機関(定点医療機関)から,1週間ごとに患者数が報告されます(インフルエンザ定点は115医療機関)。
    • 定点当たり報告数とは,これらの定点医療機関からの報告数を定点医療機関数で割った値のことです。

保健所ごとの発生状況

 保健所別では,全保健所管内で定点当たり報告数が警報の継続基準(10)を下回りました。

表2

地図

インフルエンザの予防,流行拡大防止の注意点など

インフルエンザとは

 インフルエンザは,インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。
 毎年流行して多くの患者が発生し,症状が重いことから,人の健康や社会に対する影響が大きく,一般のかぜ症候群とは区別して考えるべき疾病です。

  • ウイルスに感染すると1~3日間の潜伏期間を経て,発熱(通常38℃以上の高熱),頭痛,全身の倦怠感,筋肉痛,関節痛などが突然あらわれます。その後,咳や鼻汁などの上気道炎症状が続き,約1週間で治癒しますが,いわゆる「かぜ」に比べて熱も高く,全身に症状があらわれるなど症状が重いのが特徴です。
  • 特に高齢者や慢性疾患の患者は,肺炎などの合併症を併発し,症状が重篤となり,死亡する例もあるため注意が必要です。
  • 小児については,まれにインフルエンザ脳炎・脳症を発症することがあるため,症状の経過をよく観察しておく必要があります。

感染経路

 患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫(ひまつ)感染」と患者の鼻咽頭分泌物に汚染されたタオルなどの物品を介する「接触感染」があります。

  • 感染者がウイルスをたくさん排出するのは,発症から3日目くらいまでと言われています。
  • 家庭内に患者がいる場合などは,この期間中は特に注意が必要です。
  • 鼻咽頭分泌物などに含まれるウイルスは,空気中では数時間感染力を保つといわれています。
  • インフルエンザの流行は広がりが速く,罹患率も高いため,感染経路をよく理解して予防対策を行いましょう。

予防,流行拡大防止の注意点

外から帰ったときなど,こまめに流水と石けんで「手洗い」をしましょう。

 インフルエンザの主な感染経道は,ウイルスの付着した手や指を介して,口や鼻から体内にはいることによるものです。基本的なことになりますが,最も効果的な予防方法は手洗いです。

効果的な手洗いの方法
  1. 時計や指輪をはずし,流水で手・手首をぬらす。
    【ポイント1】常にきれいな水で洗うため,溜めた水では洗わない。
  2. 石けんをつけて,よく泡立てる。
  3. 手のひらを合わせてよくこする。
  4. 手の甲を伸ばすようにこする。
  5. 指先,爪の間を入念にこする。
  6. 指の間,付け根もよくこする。
  7. 親指の周りをねじり洗いする。
  8. 手首を洗う。
    【ポイント2】洗い残しが多い指先,親指の付け根や手首などを特に入念に洗う。
  9. 流水で十分にすすぐ。
  10. ペーパータオルまたは清潔なタオルで拭き,完全に乾燥させる。
    【ポイント3】タオルなどの共用は絶対にしない。
  11. 水道の蛇口栓を手を拭いたタオルなどを使いとめる。
    【ポイント4】洗った手で水道の蛇口栓を触ると,再び手が汚染してしまいます。

咳エチケットを守りましょう。

咳エチケットとは
  • 咳・くしゃみが出たら,ほかの人にうつさないために薬局などで市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は,ハンカチなどで口と鼻を覆い,ほかの人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
  • 鼻水・痰などを含んだティッシュは,すぐにゴミ箱に捨てましょう。
  • 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

本格的な流行の前に予防接種を受けましょう。

  • インフルエンザに罹りにくくなり,罹っても症状が軽くなる効果があります。

室内は加湿器などを使って,適度な湿度(50%から60%)を保ちましょう。

睡眠をしっかりとり,バランスのとれた食事を心がけ,体力をつけましょう。

人が集まる場所への外出は避け,出掛けるときはマスクを着用しましょう。

症状などからインフルエンザが疑われる場合は,早めに医療機関を受診しましょう。特に,基礎疾患(腎臓疾患,心臓疾患,呼吸器疾患など)をお持ちの方や,妊婦,高齢者,乳幼児は合併症を起こしたり,重症化する恐れがありますので注意しましょう。

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