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冊子等掲載資料
リンク(国立教育政策研究所)
リンク(広島県立教育センター)

平成25年度「心の元気!」1000人フォーラム

心の元気

平成25年度
 「心の元気!」1000人フォーラム

1 趣旨

  道徳教育指定校等における取組を県内の小学校,中学校,高等学校,特別支援学校等に普及させ,本県道徳教育の一層の充実を図る。

2 主催

    広島県教育委員会

3 日時

    平成25年7月31日(水曜日) 10時00分~16時30分

4 場所

    アステールプラザ 〒730-0812 広島市中区加古町4番17号

5 参加者

  県内公立小学校,中学校,高等学校,特別支援学校の道徳教育の推進を主に担当する教師,保護者,教育委員会関係者  約1,000名

6 日程及び内容

    10時00分 開会行事

    10時20分 (1)全体説明

    10時40分 準備

    10時50分 (2)実践発表・協議

    12時00分 昼食・休憩

    13時00分 (3)講演

    14時15分 準備

    14時30分 (4)講話・演習

    16時20分 閉会行事

7 内容

 開会行事

開会あいさつ
開会挨拶広島県教育委員会 教育長 下崎 邦明

(1) 全体説明 

全体説明  

  本県道徳教育の推進状況~道徳教育実施状況調査を生かした取組に向けて~

   広島県教育委員会 豊かな心育成課 道徳教育係 指導主事 貞盛 倫子 

                         →資料 (PDFファイル)(1.01MB) 

(2) 実践発表・協議

 小・中・高等学校道徳教育実践研究事業

saka1 saka2

【推進地域】 坂町立坂中学校区

○「人としてよりよく生きることのできる児童生徒の育成

  ~「礼節」を重点化した道徳教育の推進を通して~」 →資料 (PDFファイル)(2.47MB) 

fuchu1 fuchu2

【推進校】  府中高等学校

○「自主性や自律性をはぐくみ,『学びあい,はげましあい,喜びあう』学校の創造

  ~道徳教育の視点を取り入れ,育てたい生徒像を明確にした学校行事計画の

   実践をとおして~」 →資料 (PDFファイル)(785KB)

(3) 講演

西野先生 西野先生2

「道徳教育の更なる充実に向けて~現状と課題を踏まえた取組の方向性~」

                国立教育政策研究所 総括研究官 西野 真由美

◇「生きる力」とは…変化の激しい時代の中で,自ら人生を切り拓いていく力
◇求められる「学び」の転換
 ・古典的な学習観(知識・技能を反復訓練で)
→「課題を見い出し解決する力」「生涯にわたって自ら学び続ける力」「他者や社会,自然や環境と関わる力」
◇これからの方向性へのキーワード
 ・自分で問いを見い出す
 ・多様な意見や考えの人と一緒に考えて解決をめざす
 ・学んだことを自分の生き方につなげる
◇「わかる」から「できる」へ
 ・知識+心情=わかる
 ・知識+意欲+スキル=できる
→「学んだことをどう生かすか」を考えられる未来志向の授業

(4) 講話・演習

横山先生  横山先生2

    「今こそ原点に立ち戻って考える!心に響く道徳の授業づくり」 

                    関西学院大学 前教授 横山 利弘

◇道徳教育で子どもの何を育てるか
 子どもの心(学習指導要領解説では道徳性)を育てる。
 心は,行動や言葉を通して見える部分と,見えない部分とがある。
 子どもたちの心を育てるためには,まずは心を見る・理解しようとする努力が必要。

◇「心の働き」を分類する
 知的な働き…道徳的判断力(=いいことと悪いことを区別する力)
 情意的な働き…道徳的心情(=いいことをして良かった,悪いことをしてしまったと思える心)
 意志的な働き…道徳的実践意欲と態度(=道徳的価値を実現しようとする意志の働きや道徳的行為への身構え)
 道徳の時間の目標は,道徳的価値の自覚及び自己の生き方を考えを深めることを通して(中学校:道徳的価値及びそれに基づいた人間としての生き方についての自覚を深め),内面的資質である道徳的実践力(道徳的心情,判断力,実践意欲と態度)を育てていくことにある。

◇道徳的価値の自覚を深め道徳的実践力を育成するために
 道徳の資料をもとに,主人公の生き方の変わった部分や人生の建て直しを図った部分について,主人公になって考えてみる。
 そのためには,資料の中心となる場面と中心発問が重要となってくる。中心場面や誰を視点に考えさせるかということを見つける際には,
 (1)誰が変わったか
 (2)どこで変わったか
 (3)何をきっかけに変わったか
という3つに着目して資料を分析すると分かりやすい。

◇子どもの考えを深めるために
 中心発問で子どもたちからいろいろな考えが出た後に,考えをさらに深めていくためには,こんな考えが出たらさらにこれを問うてみようというもう1つの発問(問い直しの発問)を用意しておくことが大切である。そのためには,中心発問で子どもたちがどのような反応を返してくるか,できるだけたくさんその反応を考えておくことも必要である。
 考えを深めるためには?効果的な話合いのもたせ方は?というように,ついつい指導技術を追ってしまいがちであるが,テクニックだけを追っていくと,子どもがおいてきぼりになってしまう。テクニックに子どもへの思いや情熱をどう込めていくかということの方が重要である。

                     → ヒキガエルとロバ (PDFファイル)(120KB)
                   → 一冊のノート (PDFファイル)(199KB)
                   → 仏の銀蔵 (PDFファイル)(408KB)

閉会行事

    閉会あいさつ

    広島県教育委員会 豊かな心育成課長 池田 彰夫 

8 資料

「各市町の特色ある取組」

9 参加者アンケート結果

学校関係者(回収率95%)

項目とてもおおむねあまりまったく

 今日のフォーラムは,自校の道徳教育の推進に向けて参考に
なりましたか。

54.4%44.0%1.5%0.1%
 自校の「道徳の時間」は充実していると思いますか。6.5%72.1%20.0%1.4%

 自校の道徳教育に関する研修は充実していると思いますか。

7.6%55.1%34.6%2.7%
 道徳教育の推進を主に担当する教師(道徳教育推進教師)は,
校務分掌上機能していると思いますか。
8.0%60.2%29.0%2.8%
 自校では,児童生徒に道徳性を育成するための体験活動は充
実していると思いますか。
15.3%63.8%19.5%1.4%

自校では,家庭・地域社会と連携した道徳教育が進められてい
ると思いますか。
6.8%58.1%32.3%2.8%

グラフ1
<学校関係者 問1~問6 アンケート結果グラフ> 数値の小数第ニ位以下は,四捨五入している

自校の「家庭・地域との連携」の状況についてお聞かせください。はいいいえ
(1) 「道徳の時間」を保護者に公開している。92.8%7.2%
(2) 「道徳の時間」を地域の人々に公開している。77.5%22.5%
(3) 道徳教育について保護者(または地域の人々)と懇談会をもっている。59.3%40.7%
(4) 道徳教育の取組を学校・学年・学級通信やホームページ等で紹介している。74.5%25.5%
(5) 保護者や地域の人々の参加・協力を求めた道徳の授業を行っている。53.9%46.1%
(6) 地域の人々の協力を得て,魅力的な教材を開発している。38.3%61.7%
(7) 道徳性を養う体験活動等を保護者や地域の人々の参加を求めて行っている。67.0%33.0%

グラフ2
<学校関係者 問7 アンケート結果グラフ> 数値の小数第ニ位以下は,四捨五入している

保護者(回収率60%)

項目とても

おお
むね

あまりまっ
たく
 今日のフォーラムに参加されて,学校で行われている道徳教育について理解いただけましたか。

44.4%

44.4%

11.2%

0%

 現在,子どもたちの道徳性について満足しておられますか。0%55.6%44.4%0%
 保護者として自校の道徳教育にもっとかかわるべきであると思われますか。100%0%0%0%
 学校で行われている「道徳の時間(道徳の授業)」や「心の教育」についての情報は,もっと家庭に届くようにするべきであると思われますか。66.7%33.3%0%0%

<保護者 アンケート結果グラフ> 数値の小数第ニ位以下は,四捨五入している

10 成果と今後に向けて

 学校における道徳教育の一層の充実に向けた継続課題の一つである「道徳教育推進教師の機能化」についての肯定的評価は,「とても」の項目は微増(昨年度比1.0ポイント増)しているものの,全体では68.2%(昨年度比2.0ポイント減)と減少している。
 また,道徳教育推進教師の役割との関連でみると,「道徳の時間の充実」についての肯定的評価は78.6%(昨年度比3.5ポイント減)と減少しており,今年度から新たに追加した「自校の道徳教育に関する研修の充実」については62.7%となっている。
 こうしたことから,各校における道徳教育推進教師の役割の明確化や協力体制の整備が一層必要であることが伺える。
 もう1つの継続課題である「家庭・地域との連携」については64.9%(昨年度比1.1ポイント減)となっており,肯定的評価が昨年度より減少している。
 「家庭・地域との連携」について詳しく見てみると,「道徳の時間の地域への公開」,「保護者(または地域の人々)との懇談会の実施」,「家庭・地域へ向けた情報発信」について,それぞれ77.5%(昨年度比4.8ポイント増),59.3%(昨年度比5.9ポイント増),74.5%(昨年度比2.5ポイント増)となっている。一方で「保護者や地域の人々の協力を求めた道徳の授業の実施」「地域の人々の協力を得た魅力的な教材の開発」についての肯定的評価はそれぞれ53.9%(昨年度比1.9ポイント減),38.3%(昨年度比1.2ポイント減)となっている。
 これらの結果から,「家庭・地域との連携」については,特に懇談会の実施といった学校から家庭・地域への情報発信を通して,学校と家庭・地域との連携による道徳教育の充実を図ろうとしていることが分かる。しかし,学校と家庭・地域との双方向での連携を生かした教材開発や授業づくりによる道徳教育の推進については十分ではないことが伺える。
 今後は,各校の実態や課題等に応じて,道徳教育推進教師としての役割の明確化や,道徳教育推進教師を中心に全教師の参画,機能的な協力体制づくりを行うとともに,参加型研修等,各教師が研修成果を実践につなげやすくする工夫を行い,研修の充実を図るなど,道徳教育を一層充実・発展させていくよう取り組んでいく必要がある。また,学校・家庭・地域の三者でともに子どもたちの道徳性を育んでいくという視点から,三者の相互の連携を一層図り,よりよい協力体制をつくっていけるよう取り組んでいくことが求められる。

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