Team WISH

推しチーム

女子硬式野球

はつかいちサンブレイズ

創立2021年

選手数20人(2024年4月)

広島県内初となる女子硬式野球企業チームの「はつかいちサンブレイズ」。廿日市市をホームとして2021年に設立され、岩谷美里監督のもと計20人の選手がプレーしています。2023年にはルビー・リーグ(中四国地方の女子硬式野球チームによるリーグ戦)で優勝するなど、発足して間もないながらも結果を残し、チームとして着実に成長を続けています。

チーム名やロゴ、チームカラーは「太陽・炎・三女神・消えずの火」を由来にしており、ホームタウン・廿日市市とのつながりを大切にしながら常勝を目指していくことへの強い思いが表現されています。練習場所である『サンブレイズボールパーク』にて、今シーズンよりチームに入団した広島県出身の坂東瑞紀選手に今季の目標などを聞きました。

イチオシ選手INTERVIEW

坂東 瑞紀 選手

(はつかいちサンブレイズ)

広島県尾道市出身。駒沢学園女子高、至学館大、女子プロ野球、阪神タイガースWomenを経て、2024年にはつかいちサンブレイズへ入団。ポジションはピッチャー。

「地元で野球をやる」、ようやく叶った長年の夢

兄の影響で野球を始め、中学校までは地元の尾道で男子と一緒にプレーしていました。当時は企業チームもプロ野球チームもなかったので野球を続けるうえでの目標が明確にはなかったのですが、中学2年生のときに日本代表が合宿している様子を見て、私もそんな選手になりたいと思ったんです。野球を続ける決心をして、高校はその環境が整っている県外の高校へ進学しました。

その頃から、いつかは地元で野球がやりたいと思ってきました。はつかいちサンブレイズが誕生してその夢が叶うチャンスができ、今シーズンから入団することができてうれしく思っています。これまでいくつかのチームに在籍して得てきた経験やスキルを全部生かして、勝てるピッチャーになりたいです。先発、中継ぎ、抑えとどんな場面でも投げられる存在でありたいですね。

今季の公式戦では0失点を目指しています。そのために、体の使い方を意識したり体幹トレーニングをしたり、特別なことではなくても良いパフォーマンスを出すために必要なことを日々大切にしています。持ち味はコントロールの良さや変化球の多さ、キレのあるピッチング。ぜひマウンドで投げる姿を試合会場で見てもらいたいです。

日本一を目指してひたむきなプレーを

チームの魅力を「選手がみんな明るく、良い雰囲気の中でひたむきに練習でき、一生懸命になれるところ」と話す坂東選手。今シーズン、チームは“日本一”を目標に掲げています。「女子野球の認知度はまだまだこれからなので、全国大会で優勝することで注目度を上げたり、地域貢献活動を通じて広島の方に知ってもらうきっかけになればと思っています。

広島の子どもたちに“サンブレイズに入りたい”と思ってもらえるような、憧れのチームになれたらうれしいです」。選手の野球愛に満ちたひたむきなプレーは、見ている人の心を動かします。チームの、そして坂東選手の活躍をぜひ試合会場でその目にしてみてください。

枠を超えたら、ワクワクしない？

たくさんのスポーツチームがある広島は、たくさんの熱いファンがいるスポーツ県でもある。超えてみよう。競技の枠を。チームの枠を。ファンの枠を。いろんな枠を超え、広島のスポーツにワクワクを！

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