冬号の推しチーム

男子ソフトテニス部
NTT西日本ブルーグランツ

創立

1957年

選手数

9名(2024年1月)

NTT西日本のシンボルスポーツチームの一つである、男子ソフトテニス部。創部は1957年で、2023年4月からはチームの愛称が『NTT西日本ブルーグランツ』に。日本最高峰の大会である国内リーグで連覇を達成、チームから4名が選出されたアジア大会では団体金メダルを獲得、広島県代表として戦ったかごしま国体では優勝を飾るなど、名実ともに国内屈指の強豪チームです。

今シーズンはチームスローガン『拓く！NEXT Level!』を掲げて、堀晃大監督のもと主将の内本隆文選手をはじめ計9名の選手がさらなる高みを目指してチーム一丸でプレーしています。

「全員がトッププレイヤーで、誰が日本一になってもおかしくないチームです」と内本選手。そんなチームの魅力やソフトテニスの楽しさ、これからの戦い方について内本選手に話を聞きました。

イチオシ選手INTERVIEW

現状に満足せず、さらに強いチームを目指して

両親と兄の影響で物心つく前からラケットを握っていたそうで、小学1年生からソフトテニスを始めました。その頃は純粋にボールを打てることが楽しくて続けていましたが、4年生のときに全国大会で優勝したことをきっかけに、“試合に勝ちたい”とか“自分でも勝てるんだな”という思いが強くなり、それ以降選手として試合で勝つことの喜びも感じながらずっとプレーしています。

ソフトテニスは、コートの種類によって戦い方が変わります。ハードコートやオムニコート（砂入り人工芝のコート）、クレーコート（土のコート）などがあり、それぞれでボールのスピードや跳ね方が異なるため戦術や陣形を変えています。

そこに相手選手との駆け引きが加わるので、プレーする側としても面白いですし、観戦していただくときも楽しいと思います。自分自身はどのコートにも苦手意識がないので、常に自分らしいプレーができるよう心掛けています。

昨シーズンはすべてのタイトルをNTTで獲ることができました。今シーズンはそのプレッシャーがある中でも連覇できたり結果を出しているので、チームはとても良い状態です。

ただ選手は誰も現状に満足せず、常に競争し合いながら日々練習しているので、さらに強くなれると思っています。全員が気持ち良く練習できる環境づくりを、これからも大切にしていきたいです。

広島から世界へ、栄冠への思いを胸に

国内はもちろん、日本代表として国際大会でも戦う内本選手。「どんなコートでもどんな試合展開でも、良いプレーで勝てるよう結果にこだわってやっていきたい」と話します。個人として、チームとして、さらなる高みへ。

チーム愛称にある「グランツ」は、ドイツ語で「栄冠」の意味。そこに込められた思いを胸に、これからもチームは広島から国内、そして世界での栄冠を目指します。