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レモン品種「マグレーン」は9月下旬から10月下旬までの早期出荷に利用可能【研究成果情報4】

印刷用ページを表示する掲載日2017年7月4日

背景

露地栽培の国内産レモンは,温暖な地域での4月収穫を除いて,11月から1月にかけての収穫が一般的ですが,寒波被害を回避するためには,年内収穫割合を高める必要があります。
また,9~10月は施設栽培果実の販売が中心であり,数量が少ないため高単価での取引が期待されます。
一方,グリーンレモンの果汁割合は少なくとも25%以上が望ましいとされています(Growing Lemons in Australia - a production manual©16-12)。
そこで,レモン品種「マグレーン」の時期別の収穫割合と果実品質を明らかにし,早期出荷の可能性を検討します。

内容

10月末までに収穫できる割合は,H27年産の「マグレーン」で86.5%,H28年産で89.2%であり,「リスボン」,「ビラフランカ」より安定して高い傾向にあります(図1)。
果実の形,果径比は,「マグレーン」と他の2品種とはほぼ同等です(図2,表1)
「マグレーン」の果汁割合は,9月下旬以降は25%以上であり,対照品種と同様の傾向を示します(図3)。
9月下旬の果皮色はいずれの品種もグリーンであり(図2),糖度と酸度は同等の傾向を示します(表1)。

以上2か年の調査結果から,「マグレーン」は9月下旬から10月下旬にかけての早期出荷に利用できると考えられます。

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留意点

果樹研究部三原圃場(三原市木原町)の28~33年生樹でのH27~28年産の2年間の成績です。
9月に収穫する場合は,果汁割合が25%以上になるのを確かめます。
「マグレーン」のトゲは,石田系「リスボン」,道谷系「ビラフランカ」に比べ,長い傾向にあります。

お問合せ

試験担当: 広島県立総合技術研究所農業施術センター 果樹研究部
お問合せ: TEL: 0846-45-5471 メールでのお問合せはこちら

本研究は,平成27~28年度成果移転事業「レモンの周年供給,省力化および「イエローベル」安定生産技術の実証」により実施しました。

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