高齢者の交通事故防止
印刷用ページを表示する掲載日2021年2月2日
令和2年中の高齢者が関係する事故の特徴
〇県内の交通事故死者71人中36人が高齢者(50.7%)
〇高齢死者の状態別では,歩行中が20人(55.6%)と最も多く,次いで 四輪乗用中10人(27.8%)となっています。
〇歩行中の死者20人中
- 15人が75歳以上
- 16人が横断中で,うち付近に横断歩道等がない場所での横断が6人
- 18人が夜間で,反射材着用は2人のみ
- 13人が自宅付近(500メートル以内)
- 14人が歩行者側にも原因がある(横断歩道外横断が最も多く,続いて斜め横断,信号無視,走行車両の直前・直後の横断が多い)
〇四輪乗用中の死者10人(運転6人,同乗4人)中
- 4人がシートベルト非着用
〇運転中(6人)では
- 5人が75歳以上
- 3人が車両単独事故
※詳しい交通事故統計はこちら(~事故統計~)
安全で快適な交通にするために・・・
〇加齢に伴う身体機能の変化を理解しましょう。
〇最近,体力などの低下により,車の運転に自信を無くしたり,「次回の免許更新はどうしようか?」と悩んでいる方,運転免許証を返納するという制度があります。
〇自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置などの先進技術を搭載した安全運転サポート車は,運転者の認知ミスや運転操作のミスを補完してくれます。
〇身体機能の変化を認識し,外出する時は交通安全実践ポイントを実践してみましょう。~資料チラシ:交通事故に遭わないために~
〇70歳以上の運転者の方は,高齢運転者標識を車体の所定の位置につけて運転しましょう。
〇高齢者の方を見かけたら,ゆとりと思いやりを持った運転を心がけましょう。~道路交通法上の保護規定について
〇高齢者の方がいるご家族の皆さまは,ふだんから交通安全意識を高めるような話(反射材の着用,道路横断の仕方,運転について)をするなど,一緒に高齢者の交通安全教育に参加してください。