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【8/下~10/中】台風の接近に伴う農作物等の被害軽減対策

印刷用ページを表示する掲載日2020年7月1日

 最新の気象情報と次の対応策を参考に,被害を最小限に食い止めるよう事前・事後の対策に努める。

【共通事項】

〇人命第一の観点から,ほ場の見回り等については,気象情報を十分に確認し,大雨や強風が治まるまでは行わないこと。また,大雨等が治まった後の見回りにおいても,増水した水路その他の危険な場所には近づかず,足下等,ほ場周辺の安全に十分に注意し,転落,滑落事故に遭わないよう慎重に行うこと。

〇局地的な大雨が予想される地域においては,ほ場の冠水の恐れがあることから,速やかな排水に備えておくこと。特に,これまで冠水したことのあるほ場や地域においては,重点的に対策を進めること。

〇強風による資材等の飛散防止の措置をとること。

〇台風通過後の対策として,適時適切に防除すること。なお,農薬の使用基準を遵守し,周辺への飛散低減対策を講ずること。

作目

事前対策

事後対策

水稲

1 収穫間近のほ場では,若干早くても収穫できる時に収穫する。

2 ほ場周囲に排水溝を掘るとともに乾き難いほ場では,ほ場内にも排水溝を設けて,倒伏した場合の穂発芽の軽減を図るとともに,適期に収穫できるように努める。

 

1 倒伏した場合は,排水に努めるとともに株の上に穂を持ち上げ,穂発芽の発生を抑制する。また,収穫適期に近い場合は,若干早くても収穫する。

2 倒伏した株の籾や早刈りした籾は水分含量が高く,変質しやすい。また高温で継続乾燥すると胴割れが発生し易くなるので,収穫後直ちに通風乾燥等の予備乾燥を行い,徐々に乾燥する。

3 倒伏した株等を収穫した場合は,土壌など異物が混入し易いため,調製は丁寧に行う。

大豆

1 表面水が早期にほ場外に排水できるよう明渠を敷設する。

1 滞水している場合,速やかにほ場外に排水する。

野菜

1 表面水が早期にほ場外に排水できるよう明渠を敷設する。

2 収穫可能なものは早めに収穫する。

3 アスパラガス等支柱やネットを設置しているものは,倒伏等しないよう補強する。

4 ハウス栽培の対策については,「施設(ハウス)」の項を参照。

1 滞水している場合,速やかにほ場外に排水する。

2 草勢の回復が必要な場合は,液肥の葉面散布など適切な管理を行う。

3 強風によって生じた傷等から病気が発生しやすくなる。病気の発生を抑制するため殺菌剤の散布など適切な防除に努める。薬剤散布に当たっては,使用基準を厳守する。

花き

1 倒伏防止のため事前に支柱を増やす等により,ネットの補強を行う。

2 ほ場の数箇所に排水溝を設置し,滞水しないように配慮する。

3 ハウス栽培の対策については,「施設(ハウス)」の項を参照。

1 滞水している場合,速やかにほ場外に排水する。

2 傾いた支柱やずれたネットは,風雨がおさまり次第,直ちに補修する。

3 草勢の回復が必要な場合は,液肥の葉面散布など適切な管理を行う。

4 強風によって生じた傷等から病気が発生しやすくなる。病気の発生を抑制するため殺菌剤の散布など適切な防除に努める。薬剤散布に当たっては,使用基準を厳守する。

果樹

1 防風網や防風ネットを点検・補強する。

2 高接ぎした枝や果実の重みによる枝の折損を防止するため,支柱を立て枝を誘引する。

3 苗木や幼木は根張りが不十分なために倒伏する可能性があるので,支柱を立て誘引する。

4 収穫期を迎えた果実は早めに収穫する。

5 棚栽培の果樹は,棚を点検・補強(棚面を鉄パイプで補強する,支柱を増やす,棚線を張り直して緩みをなくす等)し,枝を棚面に誘引する。

6 カンキツ類で多いシートマルチ栽培は,シートマルチが強風であおられると風ズレ果や枝折れが発生しやすくなるため,シートマルチの押さえを点検・補強する。(風で飛ばないよう,土のう等で補強する。)

7 ハウス栽培の対策については,「施設(ハウス)」の項を参照。

1 強風によって枝葉や果実についたキズにより病気の発生が多くなるので防除を徹底する。薬剤散布に当たっては,使用基準を厳守する。

2 雨が少なく潮風のみの場合は,できるだけ早く水で葉に付着した塩分を洗い流す。

3 落果した果実等は,早期にほ場外へ持ち出し適切に処分する。

施 設(ハウス)

1 ハウスにはスジカイを入れたり,浮き上がり防止策として杭をしっかり打ち込み,ビニール押さえのマイカー線等を張り直しておく。

2 強風時には,完全密閉する。換気扇がある場合は,動かしてハウス内を負圧にしておく。 

3 被覆資材の上から大きい目のネットなどで押さえをするとビニールの振動が軽減でき,強風に耐えやすい。

4 ハウスの強度を上回る強風が予想される場合(最大風速が毎秒30m以上が一つの目安),事前にビニールを取り外し,ハウス本体の破損を防ぐ。

1 台風通過後,晴天となりハウス内の気温が急激に上昇することがあるので,作物がある場合には温度管理に十分注意する。

2 破損箇所は,できるだけ速やかに修理,補修する。

畜産

1 強風被害防止のため畜舎や堆肥舎,飼料庫等の補強を行う。

2 雨水等の吹き込み,流入を防ぐために周辺の排水施設等の点検,補修等を行う。

3 家畜の感電死や火事等を起こさないよう,電気設備等の点検,雨水対策等を行っておく。

4 停電等に備え,必要な発電機等の手配をしておく。

5 柵等の破損を防ぐため,補強等を行う。

6 柵の破損等による脱柵を防ぐため,安全な場所や畜舎等に牛を収容する。

7 飼料畑の排水対策等に努める。

8 飼料用トウモロコシ等,収穫期の長大作物で,強風等による倒伏が懸念される場合は,事前に刈取り,サイレージの調整等を行う。

1 水にぬれた飼料で腐敗の恐れがあるものは,家畜には給与しない。

2 畜舎に雨水が流入した場合,速やかな排水に努め,水が引いた後に消毒する。

3 堆肥舎に雨水等が流入した場合,オガクズ等で水分調整を行い,再度発酵させる。

4 放牧地では,牧柵等の破損,土砂崩れ等の被害が無いことを確認した上で放牧する。

5 飼料畑が冠水したり,土砂の流入,侵食等が発生した場合は,速やかに現状回復に努める。

6 収穫期の牧草が倒伏した場合,速やかに収穫調製等を行う。

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