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平成30年度第1回「『親の力』をまなびあう学習プログラム」ファシリテーターステップアップ研修報告

研修内容(※受講者 西部会場53名)

日時・会場 

【西部会場】平成30年10月31日(水曜日)10時00分~15時30分 サテライトキャンパスひろしま501・502大講義室

行政説明(10時10分~10時30分)

行政説明:「広島県の家庭教育支援事業について」
広島県教育委員会生涯学習課 生涯学習支援係長 田崎 志緒


 行政説明の画像  
  行政説明資料 (PDFファイル)(3.39MB)
 
 午前中は,「乳幼児期における家庭教育支援研修会」と合同開催し,子育て支援に取り組む福祉部局の職員も参加しました。※上記受講者数には含んでいません。
 開会行事・オリエンテーションの後,「広島県の家庭教育支援事業について」説明を行いました。
 平成29年2月に策定された「『遊び 学び 育つひろしまっ子!』推進プラン」について,県内全ての乳幼児に,乳幼児期に育みたい5つの力の育成に向けた家庭や園・所等における教育・保育が行われ,生涯にわたって主体的に学び続ける力が培われていくことを目指すものであることを紹介しました。
 また,このプランにおける「家庭教育への支援」として,3つの施策(「子育てに役立つ情報の提供」「親子の学び・集いの場の充実」「地域による親子支援」)を紹介しました。
 「
子育てに役立つ情報の提供」としては,家庭での取組に役立つ重要な情報を提供する等の取組を行っています。
 「親子の学び・集いの場の充実」としては,親子で楽しめる体験活動を開発し,普及を図っていく等の取組を行っています。
 「地域による親子支援」としては,子育て家庭の支援を行う人材の育成や組織化に取り組んでいます。


 (参加者の感想)
昨今の子育て環境の調査結果から,今の親子が必要としている子育て環境の提供に向け,子供の育ちと学びをつなぐ取組を進めていきたいと思いました。
県外の取組について,知ることができたので,良かったです。

講演(10時30分~12時30分) 

演題:「小学校までに育てておきたい力~どの子も伸びる共有型しつけのススメ~」
講師:十文字学園女子大学特任教授,福岡女学院大学大学院客員教授,お茶の水女子大学名誉教授,学術博士
内田 伸子


 講演の画像 講演の画像2 
    
  「共感的な子育てスタイル」として県が情報提供している,子供の気持ちに共感した接し方の考えの基になった,「共有型しつけ」について講演をしていただきました。
    発達心理学が専門である講師の,科学的データに基づく説得力のある話は,参加者の多くの共感と理解につながりました。
 
   (参加者の感想)
○ 育児中のママたちに,アドバイスできる内容・知識を得ることができたので,自分に与えられた役割として,共感的子育ての大切さを伝えていきたい。
○ 子供との関わり方について,科学的・論理的に教えていただけたので,大切なことや,必要であるという考え方に,根拠や自信が持てました。

演習(13時30分~14時50分) 

「親プロ」模擬講座実施体験

 講師:三次市「親プロ」ファシリテーター 行政 智
         福山市「親プロ」ファシリテーター 谷本 美代子

 教材:コ-3「待つ門には福がくる!?」
                教材,展開案

 演習の画像1 演習の画像2
  演習の画像3  演習の画像4
  演習の画像5  演習の画像6
  昨年度開発した「『親プロ』親子コミュニケーション応援編」の教材を使って,経験豊富なファシリテーターの進行による講座の受講体験をしました。グループ毎に紙をちぎって動物の形をつくる楽しいアイスブレイクに続いて,ワークシートに沿って,話合いを進めて行きました。「考えましょう,出し合いましょう」では,3色の付箋を使い,書く内容ごとに付箋を使い分け,あらかじめ枠を書いておいた台紙に整理していきました。最後に,ファシリテーターが自身の子育て経験ふまえて,「親子のコミュニケーションサイクル」について説明しました。
 

  (参加者の感想)
○ 1つのテーマをもとに,たくさんの意見が出ました。十人十色で受け取り方が違い,子育て中の保護者についても同じことが言えると感じました。
○ 演習では,進行時のポイント,展開の仕方などを知ることができました。ファシリテーター同士でやってみて,改善やアレンジするポイントを知ることができるのは良いと思います。

意見交流(14時50分~15時20分)

テーマ:ネットワークづくり


 演習の画像7  演習の画像8
  演習の画像9  研修10

 模擬講座受講体験を通して感じたこと等についてグループ毎に意見交流をしました。「親子コミュニケーション応援編」の教材を進行する上での新しい工夫や,配慮する点,心構え等,様々な意見が出ていました。また,話合いを通して,今後の自分の活動について情報交換し,ネットワークづくりを行うことができました。

(グループで出た意見)
  ・バッドサイクル,グッドサイクルを説明する時,それまでに参加者から出た意見を取り入れて説明したら分かりやすくなるのではないか。
 ・付箋を書いてもらう時と,話をしてもらう時のタイミングの取り方が難しい。
 ・グループワークの時に答えを出すことが求められているのではなく,その後の生活の中の参加者の気づきにつながるという気持ちで取り組んで行けば良いと思う。
 (参加者の感想)
○ 参加する回数を重ね,知った顔も増え,研修がリラックスできる場になりました。親プロの現場でも大切なことなのだと気づきました。

 受講者からの評価

振り返りアンケート (PDFファイル)(94KB)

 

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