広島湾ベイエリアルネッサンス
印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日
広島湾地域総合開発について 平成7年3月
1. 目的
- 広島湾地域は、広島地域における産業・物流・行政機能等が集積しており、21世紀に向けて、広島都市圏が、中国・四国地方の中枢都市圏として、瀬戸内海の特性を生かしながら、中国・四国ブロックの一体化・交流を図った発展をするためにも、また、新たな南北軸発展の拠点としても重要な地域である。
- 現在、広島湾地域においては、臨海部においては、広島ポートルネッサンス21事業や広島港五日市地区港湾整備事業等が、内陸部においては、西風新都や呉新世紀の丘の整備が進められているが、島嶼部においては、広島湾架橋構想や江田島湾総合開発構想等があるものの課題が多く、21世紀に向けての大型プロジェクトも具体化されていない。
- 第四次全国総合開発計画の総合的点検中間報告の中で、多極分散型国土形成のための新たな手法として提唱されている、交流と連携による地域の一体的な発展を目指す地域連携軸構想の推進や愛媛県との瀬戸内中央都市圏の形成を図る中で、広島湾地域には瀬戸内海での重要な役割が期待されており、海と島という資源を活かした南への発展方向を検討する必要がある。
- このため、広島湾地域の都市と海と島の一体的な整備を図るため、各地区の機能分担と連携を明確にしながら、瀬戸内海で有数の広島湾の自然、環境と調和した新たな開発・整備の方向と21世紀初頭に向けての戦略プロジェクト構想を提案することを目的とする。
※戦略プロジェクト構想の詳細はページ下部の【関連情報】からご覧いただくことができます。
2. 対象地域
次の4市12町とする。臨海部:大竹市、大野町、廿日市市、広島市、海田町、府中町、熊野町、坂町、呉市のうち概ね広島圏都市計画区域