冬眠の準備に追われる秋は、ツキノワグマがエサを求めて活発に活動する時期です。
クマの生息地域に入られる方や、クマの生息地域にお住まいの方など、クマの被害に遭わないために、クマの特性を知り、それぞれの状況に応じて十分に注意してください。
気づかれないように静かにその場から立ち去りましょう。
クマとの距離が十分にある場合は、ゆっくりと後ずさりして逃げましょう
背中を向けて走って逃げると、本能的に追いかけてくることがあります。
攻撃されそうになったら、両腕で顔や頭を覆い、うつ伏せになるなどしてダメージを最小限にとどめることが重要です。クマは一撃を与えた後すぐに逃げることが多いとされています。
近くに母グマがいます。絶対に近づかないで速やかに立ち去りましょう。
(注意)ツキノワグマと疑われる目撃例や痕跡後も含んでいます。
ツキノワグマ目撃件数(市町・月別) (PDFファイル)(93KB)
※令和5年度は3月末時点の数字です。グラフ内の数字は令和5年度の月ごとの目撃数です。
※クマを目撃したら、最寄りの市町や県農林水産事務所にまで、ご連絡ください。
ツキノワグマは本来臆病な動物です。また、目はあまり良くないですが、耳は非常にいいと言われています。
したがって、ツキノワグマの生息地域の山に入る場合には、鈴やラジオを携帯するなどして、ツキノワグマに自分の存在を知らせましょう。
キノコ採りなどは、通常の登山道から外れた場所に立ち入ることが多く、またツキノワグマ自身もキノコを食物とする場合もあるので、ツキノワグマに遭遇する危険性が高くなります。
また、キノコ探しなどに夢中になり、クマの存在に気付くのが遅くなることも考えられます。
したがって、鈴やラジオを携帯するなどして、ツキノワグマに自分の存在を知らせるとともに、ツキノワグマに遭遇する危険性がより高い場所に足を踏み入れていると言うことを常に意識しましょう。
冬眠前で脂肪分を蓄える必要があることから、ツキノワグマは活発に動き回ります。その際、食べ物を求めて人家周辺にも出没する可能性も高くなります。できるだけ人家周辺への出没を減らすために、例えば以下のような対策を実施しましょう。
錯誤捕獲を防止するため、以下の点にご注意ください。なお、万一、ツキノワグマが誤って捕獲された場合は、大変危険ですので直ちに市町役場に連絡してください。
→ツキノワグマの錯誤捕獲防止のため、「くくりわな架設禁止区域」を設定している地域もあります。 詳しくはこのページをご覧ください。
※詳細情報は、下部【ダウンロード】からご覧いただくことができます。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)