「減らそう犯罪」新聞紙上アンケートの実施結果
印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日
平成16年10月18日の新聞紙上で,「減らそう犯罪」安佐南区民大会における「減らそう犯罪」まちづくりシンポジウムの特集記事とあわせて,「減らそう犯罪」に関するアンケートを実施しました。
- アンケート実施機関平成16年10月18日から平成16年11月1日までの間(15日間)
- 有効回答数183人(県内外回答)
- 回答方法読者からハガキ・ファックスにより回収
Q1 あなたのまちは安全・安心だと思いますか?
約4割の人が自分のまちの治安に不安を感じています。
Q2 安全・安心なまちづくりを実現するために何が最も大切だと思いますか?
4割以上の人が防犯意識の向上が最も大切だと感じています。
Q3 あなたのまちで「減らそう犯罪」安佐南モデル事業のような取組が行われることは賛成ですか?
ほとんどの人がモデル事業のような取組が自分のまちでも展開されることを望んでいます。
Q4 あなた自身は,防犯活動に参加してみたいと思いますか?
約8割の人が自分も何らかの防犯活動に参加してみたいと考えています。
Q5 防犯活動に参加するとしたら,あなたが参加してみたい防犯活動はどのような活動ですか?
複数回答が多数を占めており,さまざまな防犯活動への参加意欲がうかがえます。
Q6 犯罪を減らすためのアイデアを自由にお書きください。
○ 地域コミュニティづくり
- 地域で話し合いをする。
- 町内会で防犯について話し合う機会を設ける。町内会で定期的に防犯教室を実施する。
- 各自治会ごとに自主防犯組織をつくり,地域の組織と自治会など連携を密にする。
- 人との交流を増やす。近隣の人をよく知り,近隣のことに注意深くなる。
- 市民あげての親子・地域スポーツ大会を開催する。
○ 青少年健全育成
〈家庭教育〉
- 家庭での声かけ,会話を増やす。
- 三つ子の魂百まで,家庭のしつけが大切であり,家庭教育をしっかり行う。
- 小さい頃から家庭で罪の意識,悪いことは悪いときちんと教える。
〈学校教育〉
- 犯罪防止,防犯対策についての教育を小さい頃から行う。学校教育プログラムを考え直す。
〈その他〉
- 少年の居場所づくりを行う。
- 登下校時に子どもへ声かけ,あいさつを地域で行う。
○ 地域住民などによるパトロールの強化
- タクシーはもとより,郵便配達員,宅配,新聞配達など幅広く強力を呼びかけ,環境点検などを行っていく。
- 子どもの通学路パトロールを増やす。
- 決まった時間帯ではなく,不定期にパトロールを実施する。
○ 警察活動の強化
- パトカー・白バイによるパトロールを強化する。警察官の姿を見せるだけで防犯効果がある。
- 凶悪犯を捕まえ,犯罪は成功しないことを知らしめる。
- サラリーマン化することなく,町内見回り・挨拶を強化する。
- 常にパトロール,通報があればすぐに対応する,対応してくれるという安心感を与える。
- 警察・住民が協力して防犯に取り組む。
- 警察予算を増やす。
- ITを活用する。
- 従来の駐在所を復活させる。
- 徒歩によるパトロールを強化する。
- 情報発信の強化
- 防犯教室を各所で行い,情報を得る機会を増加させる。
- 携帯メールを利用した個人への連絡体制の確保。
- 犯罪手口については防犯のため徹底的に住民に知らせる。
- ポスターの掲示,キャンペーンの実施を大々的に行う。
- 口コミ,回覧板などによる情報発信を強化する。(テレビなど見ない人が被害にあうことが多いのではないか。)
○ 環境の整備
- 防犯灯を増やす。
- 中高生,地域住民による環境美化活動,危険箇所点検など行う。
- 玄関にセンサー付ライトをつける。
- 防犯カメラを設置する。
- 夜間照明をつける。(街灯の少ない場所では,必ず玄関など住民が協力して電気をつけて暗がりを少なくする。)
- 危険個所をなくす。(街路樹の茂りすぎを防ぐ。見通しの良い空間を確保する。)
○ その他
- 厳罰化を進める。(特に再犯者についての厳罰化)
- 悪いニュースばかり流れると世の中が悲観的になる。もっとよいニュースを多く流せば良い。
- 地域の各所(スーパーなど)に意見箱を置いて,住民がいつでも意見を言える場所を作る。
- 学校へ警備員を配置し,防犯ブザーの貸し出し体制を整備するなど子どもを守る対策を強化する。
- 有害図書を書店から撤去する。
- 大人の意識改革が必要。条例を設けるなど子どもの模範となる大人であるべき。社会の立て直しが必要である。
- パトカーに安全を呼びかけながら巡回してもらうのは防犯意識が高まり助かる。
- 佐伯区・八幡東学区では防犯パトロール隊を結成,自転車にプレートをつけ見回りをしている。このような活動を活発にする。
- 防犯パトロール隊の人に「ひったくり注意」の呼びかけをしてもらい助かった。防犯に気を配るようになった。
- 地域安全推進員として地域の推進員と連携を図るため,会合の機会を得たい。