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飲酒運転の根絶

印刷用ページを表示する掲載日2024年3月28日

飲酒運転による交通事故がいまだに発生する危機的状況!

飲酒運転による交通事故が後を絶ちません!

 社会的反響も大きく、テレビや新聞でも大きく取り上げられている飲酒運転ですが、いまだに飲酒運転による交通事故が後を絶ちません。

運転者以外にも厳しい処罰

 運転者本人に、運転免許の停止や取消、罰金や懲役の罰則のほか、場合によっては会社を解雇されるなどの社会的制裁があることはもちろんのことですが、このような罰則があるのは運転者だけではありません。

 飲酒運転者だけでなく、車両又は酒類の提供者や車両の同乗者も厳しく罰せられます。

飲酒運転取締りの強化

 飲酒運転の根絶を目指して、県内全域において一斉検問など飲酒運転の取締りを強化しています。 

ハンドルキーパー運動の推進

 飲酒する場所に自動車で行かないことが大原則ですが、車で行かなければならない場合は、運転代行を利用するか、お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人が仲間を自宅まで送り届けるようにしましょう。

アルコールQ&A

Q 自分はお酒に強い。少しくらいなら運転しても大丈夫?

  •  お酒に強いと言われる人でも、少しのアルコールで運転操作に影響がでることが研究で分かっています。少しでも飲んだら運転してはいけません。
     二日酔いでアルコールが残っている場合も、運転してはいけません。 

Q 飲酒後に運動や入浴をした方がアルコールを分解する?

  • A 逆です。運動や入浴をするとアルコールの分解速度は遅くなります。
       また、睡眠時も遅くなります。

飲酒運転による交通事故の発生状況

  • 令和5年中の広島県内における飲酒運転による交通事故の発生状況は、発生件数48件、死者数2人、負傷者数72人と、令和4年と比較して発生件数、死者数は減少したものの、負傷者数は増加しました。
  • 10年前と比較すると、飲酒運転による交通事故の発生は半数以下となっておりますが、死者数は増減を繰り返して推移しています。
  • 飲酒事故は飲酒なしの事故に比べて死亡事故となる割合が高く、また、発覚を恐れてひき逃げや無申告等の悪質行為を誘発する原因にもなります。

    飲酒事故

飲酒運転根絶宣言店登録事業

 広島県では、平成24年7月11日から「飲酒運転根絶宣言店登録事業」を始めています。県警察も連携し、飲酒運転の根絶を目指しております。

道路交通法の罰則 (平成19年9月19日施行)

  罰則
酒酔い運転 5年以下の懲役または100万円以下の罰金
酒気帯び運転 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
飲酒検知拒否 3か月以下の懲役または50万円以下の罰金
ひき逃げ 10年以下の懲役または100万円以下の罰金

 平成19年9月19日に施行された改正道路交通法では、飲酒運転を行うおそれのある者に対し、酒類を提供したり、車両を提供する行為、また飲酒運転車両に同乗する行為に対する厳罰化がなされました。

  車両を提供 酒類を提供
運転者本人が 酒酔い運転の場合

5年以下の懲役
または
100万円以下の罰金

3年以下の懲役
または
50万円以下の罰金

酒気帯び運転の場合

3年以下の懲役
または
50万円以下の罰金

2年以下の懲役
または
30万円以下の罰金

酒に酔った状態であることを知りながら 自己の運送の要求・依頼をして
その車両に同乗する

3年以下の懲役または
50万円以下の罰金

酒気を帯びていることを知りながら

2年以下の懲役または
30万円以下の罰金

 違反点数絶望する人 (平成26年9月1日施行)

違反種別 点数
酒酔い運転 35点
酒気帯び運転
(呼気1リットル中のアルコール濃度)
0.25mg/l以上 25点
0.15mg/l以上0.25mg/l未満 13点

飲酒運転は事故を起こさなくても、免許取り消し又は停止となります。

飲酒運転による、悪質・危険な運転での死傷事故には

 危険運転致死傷罪

が適用されます。

アルコールが運転に及ぼす影響

飲酒運転する絵

  •  注意力の低下
    いわゆる「不注意」の状態です。集中力や持久力が低下します。
  • 判断・行動の遅れ
    酒に酔うと、知覚や運動能力を司る部分が抑制され、知覚・運動能力を鈍らせます。つまり、速度等の判断力が鈍り、反応時間が遅れ、行動に移るまでに時間がかかります。

※その他、自己の能力を過大評価したり、抑制機能がストップし、自分の運転は上手いと勘違いして無謀な運転をしてしまいます。

 お酒チョイと一杯・・・それが、大惨事 になるんです。

それでも、運転しますか?

 事故写真

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