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令和5年度 第2回 広警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2023年12月13日

開催日時

令和5年11月6日(月曜日)午後3時から午後4時30分まで

開催場所

広警察署

出席者

協議会 会長、各委員 8名
警察署 署長、次長、各課長等 10名

議題要旨

会長挨拶

 藤賀委員が、
「柳原会長の代わりに挨拶をさせていただきます。前回の協議会では、特殊詐欺の防止や各種交通事故防止の取組についての説明があり、委員の方々からは、質疑や意見が出され、大変有意義な会議となりました。この協議会を開催することで、警察と地域住民との相互理解を深めることができ、警察の方々も充実した活動をしていただけることと思います。引き続き、安全安心な地域の実現に向けてご尽力頂きますよう本協議会委員を代表いたしまして、挨拶とさせていただきます。」
旨の挨拶をされました。

署長挨拶

 則宗署長が、
 「平素より警察業務に深いご理解とご協力をいただき、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。広警察署の治安情勢ですが、刑法犯認知件数は9月末現在、昨年同月比で増加し、特殊詐欺被害については、9月末現在、昨年同月比で件数、被害額ともに増加しているなど憂慮すべき状況にあります。広警察署といたしましては、今後も署員一丸となり、犯罪・交通事故の抑止に全力で取り組んでいく所存です。委員の皆様方におかれましては、今後も地域の声を聞かせていただくなど、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。」
旨の挨拶をしました。

議題

管内の治安情勢及び取組について

犯罪発生状況(生活安全課長)

 管内の刑法犯認知件数の状況、増加した手口及びその理由について説明した。
 また、特殊詐欺の発生状況、手口等について説明し、被害防止に向けた取組について説明した。

交通事故発生状況について(交通課長)

 管内の交通事故発生状況、交通事故抑止対策について説明した。

薬物事犯の現状と対策について

 刑事課長により、パワーポイントを使用して、「薬物乱用について」、「各種規制薬物について」、「令和4年及び過去5年間の県内における薬物事犯検挙状況」、「増加を続ける大麻事犯の情勢」、「薬物乱用防止活動の状況」の説明を行った後、委員からの質疑に次のとおり回答した。

【質疑】
 薬物について広く周知する広報、講演が必要ではないか。

【回答】
 警察の活動は、薬物使用者を捕まえることが仕事ではあるが、警察の力だけでは、薬物使用者を根絶させることはできないので、地域の方々と協力して広報活動をしていきたいと思います。

【質疑】
 啓発ポスターや広告の掲示、通報先の明示をしてはどうか。」

【回答】
 薬物情報は県警ホームページにも掲載されています。講演会等があれば、出向いて講演を行いますので、声をかけていただけたらと思います。また、ポスターについても言っていただけたら、お渡しすることもできます。

【質疑】
 青少年に対する薬物乱用防止活動はありますか。

【回答】
 管内の学校に対して、『薬物乱用防止教室』を行っています。今年は3回実施していますが、依頼のあった学校全てで行えるようにしていきたいと思っています。

【質疑】
 講演の人数の制限や大学への講演はありますか。

【回答】
 講演の参加人数の制限はありません。また、大学に対しての講演も依頼があった際は、実施していこうと思います。

地域における問題・警察業務に対する要望について

【質疑】
 地域の防犯カメラや防犯灯の設置費用や修繕費用の助成金は増額されないのですか。

【回答】生活安全課長
 呉市等の自治体では、防犯カメラ設置補助事業をしていますが、修繕費用の補助事業はしていません。また、県警からの助成金は、現在のところ予算も組まれていないことから出すことができないというのが現状となります。

【質疑】
 特殊詐欺が増加傾向にあると聞いています。新たな手口や注意することがあれば、教えてください。」

【回答】生活安全課長
 県内や当署で発生が多いのは、架空料金請求詐欺になります。よくある手口は、お金を請求される際に電子マネーを購入させられるので、電子マネーをコンビニ等で大量に購入しようとする人を見かけたり、そのような相談を受けた際は、警察に届け出るように教えてあげてください。また、独居の高齢者の方は被害に遭いやすいので、地域で声かけをしてあげてください。

【要望】
 大学周辺で学生が、不審な人物から声をかけられたと聞きました。パトロールをしていただけると安心です。

【回答】地域課長
 大学生を対象とした不審者情報は、当署においても把握しております。管轄交番の勤務員やパトカー勤務員に周知して、引き続きパトロールを強化していきたいと思います。

【要望】
 独居高齢者に対する声かけを強化してもらいたい。

【回答】地域課長
 独居高齢者の方に対しては、地域の方も日々声かけをされていると思います。当署も、交番や駐在所の警察官が各家庭を巡回するほか、パトカー勤務員に対しても高齢者への声かけを強化しておりますので、引き続き、地域と連携した活動を行っていきたいと思います。

【要望】
 事件・事故の通報で駐在所に電話しても繋がらないことがあるので、本署に電話転送できるように考えてもらいたい。

【回答】地域課長
 駐在所勤務員はパトロール等で出ていることが多いので、事件・事故があった際は、110番通報をしてもらいたいと思います。駐在所は地域に馴染みがあり、電話をかけやすいとは思いますが、110番通報の方がパトロールをしている警察官を早急に現場に派遣することができます。電話転送については、そのような機能を有していないのでご了承ください。また、駐在所に電話をかけて勤務員が出ない場合で、どうしても勤務員に話を取り次いでほしい時は、広警察署に電話をかけてください。

【要望】
 現在の駐在所勤務員が地域のことを熟知されている方なので、異動になった際に不安です。また、駐在所勤務員を2名勤務にしてもらいたいと思っています。

【回答】地域課長
 現在の勤務員が、異動になる可能性もありますが、異動になった際、間隙を生じさせないため、住民の方と連携した業務運営が早期に行えるように確実な引継ぎをしていきたいと思います。また、駐在所勤務員の増員は、県警全体の定員や治安情勢の関係もありますので、今後の運営の参考にさせていただきます。

【要望】
 バスが左折する際に、横断歩道手前で必ず一時停止をします。交通に関する講演の機会があれば、この事例を紹介してください。

【回答】交通課長
 各バス会社が急な歩行者の横断や車内事故を防止するため、横断歩道手前で一時停止をする取組をしています。このような素晴らしい取組をこれからも各講演会で紹介していこうと思います。

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