ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

令和4年度 第2回 福山北警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2022年11月25日

開催日時

令和4年10月18日(火曜日)午後3時30分から午後5時15分までの間

開催場所

福山北警察署

出席者

協議会(8名)
繁岡会長,戸田副会長,山崎副会長,苅屋委員,池田委員,福島委員,大塚委員,中谷委員

警察署(8名)
署長,警務課長,会計課長,生活安全課長,地域課長,交通課長,警備課長,警務係長

議事要旨

会長あいさつ

署長あいさつ

議事

業務報告

管内犯罪情勢及び取組施策について

生活安全課長から,刑法犯認知件数,特殊詐欺発生状況及び取組施策について説明を行った。

【質疑】
特殊詐欺について,オレオレ詐欺が少なくなったのは防犯活動の結果,防げるようになったのか。

【回答】(生活安全課長)
手口に差異はありますが,本年当県で減っているのは,詐欺防止の広報やATMや銀行の窓口から送金しにくい仕組みづくりによるものだと思います。

【質疑】
​現在,管内大学におけるスリーアローズへの参加状況や活動内容を教えていただきたい。

【回答】(生活安全課長)
​当署からは福山平成大学の学生が加入しています。彼らに来月の万引き防止イベントに参加してもらう予定です。引き続き大学と連携していきたいです。

【質疑】
​寺院では様々な活動を高齢者の方が中心となって行われていると思うので,特殊詐欺,交通事故対策として,多くの寺院でこの活動を行っていただければと思う。

【回答】(生活安全課長)
​交通課とも連携をして活動を進めていきたいです。

【質疑】
​学校の問題は身近に思うが,どのような問題があるのか。

【回答】(生活安全課長)
​各学校により様々な事案が発生しています。非行には喫煙,深夜徘徊,暴力などがあります。
学校やスクールサポーター等で対応しています。暴走行為の問題についても勢力を拡大させないよう対策を推進していきます。

【意見】
​警察は犯人を捕まえるだけではなく,学校といろいろと連携して貰える。過去の経験から,厳しさの中にもしっかりとした愛情がないと,やけになった子供への対応は難しい。だからこそ,本気で取り組めば子供の心が動くので頑張って貰いたい。

交通事故情勢について​

交通課長から,交通事故発生状況(9月末概数),交通死亡事故発生状況,管内の交通事故分析について説明を行った。

要人警護の見直し及びG7広島サミットについて

警備課長から,要人警護の見直し及びG7広島サミットについて説明を行った。

【質疑】
​選挙遊説の場所はどのように決まるのか。今回の事件の場所は適切だったのか。何もなければ問題視されなかったのではないか。警護する立場での考えを教えて貰いたい。

【回答】(警備課長)
​基本的には主催者が場所を決めて,警察が,その場所をどのように警護するか検討します。主催者側と現場の状況を
確認しながら意思の疎通を図り,警察として万全な警護を実施したいと思っています。

【質疑】
​要人警護について,一命を賭して守れとの指示があるのか。

【回答】(署長)
命を守る装備を着けることと訓練を積むことを前提として,我々警察官は対象者の命を守る覚悟を持って職務を行っています。

【質疑】
ヘリコプターの墜落事故があったが,これも警察が捜査するのか。また,ドローンが多く使用されるようになれば警護も大変ではないか。

【回答】(署長)
​警察の捜査と国土交通省事故調査委員会も調査を並行して行われています。警護についてドローン対策も大きな柱となります。

諮問及び答申

国道486号線周辺総合対策の推進状況について

交通課長から,国道486号線周辺総合対策の推進状況について説明し,諮問した。

【意見】
右折需要の高い右折車線のない信号交差点について,特に慎重な審議を頂き,スムーズな道路進行ができるようお願いしたい。また,スーパーへ進入する車両が交差点右折を阻むように停止し,右折が困難になっている交差点がある。スムーズな交通のためにも,国道486号線から直接スーパー駐車場に右折進入できない処置も検討していただきたい。

【回答】(交通課長)
道路管理者と,常に情報交換を行いながら協議を継続しています。道路構造上困難な箇所も多いですが,その中で工夫して,通学路となっている危険性の高いところから協議しています。

【意見】
国道486号線の対策は早く進めていただきたいと思う。あまり横断歩道が遠いと,横断歩道のない所を渡ることにつながる時もあるのではと思う。特にお年寄りには遠いのがしんどいのではないかと思う。横断歩道では車は停まる意識を強くする必要を感じており,私が横断歩道を渡るために停まってくださった車の方が,その後ろの車に激しくクラクションを鳴らされておりショックだった。

【意見】
​9月30日早朝,駅家町内の国道486号線において,軽四自動車が信号機のない交差点内を歩行中の80代女性と衝突する交通死亡事故が発生している。この諮問の内容では,信号機のない横断歩道の整理を挙げているが,重大事故が発生している信号機のない横断歩道は,お年寄りや子どもなど,交通弱者が必要としている設備であるため,予算的に厳しい中,大変だと思うが,廃止するのではなく,信号機の設置を検討していただきたい。

【回答】(交通課長)
国道486号線は,東西を走る動脈となる主要路線と考えています。信号機や横断歩道の新設及び整理統合の際は,近接信号交差点への横断歩道の増設等の検討を行う等,ただ廃止するのではなく,限られた予算を踏まえた必要な措置と丁寧な説明を行いながら進めていこうと考えています。

【意見】
​国道など通学路となっている交差点及び歩道にガードパイプがない箇所は,ガードパイプの設置をお願いしたい。その際,自転車の横断帯を廃止すべき理由をご教示願いたい。もし廃止した場合,自転車はどこを通れば良いのか。

【回答】(交通課長)
​交差点内にガードパイプを新設しようとする場合,自転車横断帯を廃止すれば広範囲にガードパイプを設置することができ,より歩行者保護を図ることが可能となるからです。今は自転車は車両として車道を通るという位置づけです。車道を通る場合は直進します。横断歩道上も通行できる場合もありますが,その際は歩行者に気をつけて通行することとなります。

【意見】
​狭路で車両の離合需要のある場所への溝への蓋かけについて,水路清掃が困難とならないよう配慮が必要ではないか。

【回答】(交通課長)
​この地域は水路が多くあり,水路への車両及び人の転落事故,道路幅員の確保が困難といった諸問題が生まれています。その一方で,水路を活用されている方の立場もあり,安全性と利便性をしっかり検討した上で対策を進めていきたいです。

【質疑】
​足形マークの設置はどこがするのか。

【回答】(交通課長)
​PTA等の方がペイントしているものと認識しています。設置の際は,道路管理者の方への連絡を密にし,設置に向けて協議を行って貰いたいです。

【意見】
​他地域では道路標示を色分けして目立つようにしているが,そのようにするのはどうか。

【回答】(交通課長)
​色つきの標示をあまりに増やすと,この状況が日常の風景となるので,必要性を検討した上で設置していきたいです。

【回答】(署長)
​大型商店や民家が増え,工業団地も造成されて交通量も増えている中で,今までの経緯はあるものの,今や国道486号線は国道2号線並の安全対策が必要と感じています。信号機や横断歩道などの設置について,需要をしっかり見極めていく必要があります。

【意見】
​この総合対策は良く考えてできていると思う。この路線で信号機のない横断歩道を渡るのは危険だと思う。私は安全な場所に誘導していく方が良いと思う。

【質疑】
​管内に信号機ではないが,横断者がボタンを押せばライトが光って横断者がいることを示す機器があるのか。

【回答】(交通課長)
​当署管内にはなく,全国的にもあまりないものと認識しています。

あらかじめ提出された協議会委員からの意見等について

地域課へのご意見・ご要望

【質疑】
​110番通報時に動画が送れるようになるとニュースで見た。どのようなシステムになるのか。

【回答】(地域課長)
110番通報を受理した際,通信指令室担当者が通報者に映像送信を依頼するものです。

令和4年度第3回協議会の開催時期について

次回は,令和5年2月に開催予定。

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?