令和５年度　第３回　安佐北警察署協議会

開催日時

令和６年２月27日（火曜日）午後３時30分から午後５時05分まで

開催場所

安佐北警察署

出席者

協議会委員　会長以下６名
警察署　署長以下10名

議事要旨

会長挨拶

署長挨拶

広島県警察拳銃射撃競技大会優勝報告

議題

広島市安佐北区の犯罪等発生状況（生活安全課長）

自転車盗が前年同期比約２倍
特殊詐欺認知件数及び被害額が増加

令和６年犯罪抑止対策（生活安全課長）

自転車盗難防止キャンペーンを年10回以上

女性・子供・高齢者の安全確保対策
防犯講習を年25回以上

インターネット利用犯罪抑止対策

学校を対象としたＳＮＳ利用犯罪防止教室を年25回以上

特殊詐欺被害対策

高齢者対象の防犯講習を年15回以上
特殊詐欺被害防止キャンペーンを年８回以上

学校、企業、防犯ボランティアとの連携協働

地域安全活動を年６回以上
防犯パトロール等の防犯活動を年10回以上

安佐北警察署管内の交通事故発生状況（交通課長）

交通事故の発生状況

1. 人が怪我をした事故の発生状況
   令和５年は、令和４年と比べ若干増加　
2. 物損事故の状況
   令和５年中は2,991件発生
3. 交通事故の発生の特徴
   安佐北区は、単独物損事故が多い。
   怪我がある交通事故で多いのは追突事故。
4. 時間別発生状況
   午前６時から午前10時までの間、事故が多発し、夜間は交通事故が少ないのが安佐北区の特徴。
5. 路線別発生状況
   交通事故が最も多く発生しているのが、主要地方道広島三次線である。
   国道54号、183号、191号を合わせると、主要地方道広島三次線を超える。
   可部、高陽地区で多くの交通事故が発生している。

交通事故抑止対策

前年に比べ、広島県内では交通死亡事故が増加しており、高齢者が関係する事故、横断歩行者の事故が多くなっている。
高齢者、横断歩行者の事故抑止対策を強力に推進します。

災害警備情勢（警備課長）

安佐北区の現状

安佐北区の土砂災害警戒区域は、広島市最多の約35.2％を占め、特に土砂災害の危険性が高い地域といえる。
太田川とその支流で１級河川の根谷川と三篠川が流れており、この氾濫に伴う洪水等にも警戒が必要。

警察における災害警備活動について

警察署代替施設と大規模災害発生時における「対処拠点」の確保

第23回警察署協議会連絡会の会議内容伝達

会長が、安佐北警察署協議会委員、安佐北区防犯組合連合会、安佐北警察署が協力し、

特殊詐欺声掛けボード・DVD制作に至った経緯

について発表し、警察幹部、複数の委員から高い評価を得たことを伝達した。

委員からの御意見・御要望に対する回答

生活安全課関係

【意見・要望】
安佐北警察署で作成されたボードを見てもらい、80歳代の方の特殊詐欺被害を止めることができた。今後も意見交換させてもらいたい。

【回答】
手口に変化があれば、ボードの内容を修正し、新たなボードの配布も行ってまいりたい。こうした手口に関する情報交換など、今後も積極的に実施できればと思う。

交通課関係

【要望・質問】
○高陽中央通りの道路が凹凸になっており危険、一度確認をお願いします。
○白木町小越交差点近くの通学路を、渋滞の抜け道として車両が利用するので午前７時30分から午前８時過ぎまで規制は可能ですか？

【回答】
〇高陽中央通りは、幹線道路であり、確かに凹凸があります。通行量の状況・補修の状況に合わせて、国道54号は広島国道事務所、それ以外の道路は広島市と連携し、安佐北警察署は交通管理者として意見を述べながら、連携して対応します。
〇質疑の交通規制について説明します。
右左折禁止は通学路の安全を守るためには有効な手段のひとつではある一方、通り抜け車両だけではなく住民の方や沿道に行く用事のある方も左折できなくなるという、副作用をもたらします。通学路対策は、交通規制のほか、歩道設置とか、通学路変更なども含めて話し合うこととしていますので、まずは学区となる高南小学校に危険箇所として、ご連絡(相談)をしていただければと思います。

【質問】
横断歩道以外で横断者が渡ろうとしているのを無視したら違反になりますか？

【回答】
違反にはなりません。 しかし、歩行者と衝突する事故が多数、発生しております。歩行者が、車道の近くを歩いていたら、「横断してくるかもしれない。」と考えて運転していただくようご注意願います。

その他意見

○G７サミット警備に続き、能登半島地震への派遣等、ご苦労様です、感謝。

○全日本剣道大会での棗田龍介選手の初出場・初優勝おめでとうございます。