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宮島口地区(廿日市市)のまちづくり

印刷用ページを表示する掲載日2017年3月21日

宮島口地区(廿日市市)

概要

 宮島口地区は,世界に名だたる世界遺産『宮島(嚴島神社)』の玄関口として年間400万人の観光客が往来する地区ですが,賑わいや憩いの場の不足,景観的に無秩序な統一感のないまちなみ,観光シーズン期における交通渋滞など,様々な課題を抱え,おもてなし空間としての魅力が低い状況にあります。

 このため,現在,廿日市市において,港湾の埋立事業による旅客ターミナルや桟橋の新規整備などを契機として,これらの様々な課題を克服し,世界の人々を迎えるにふさわしい空間へ創りかえ,観光客の歓迎空間の形成や歴史文化の発信機能などの強化を図り,市域全体の活性化につながる市のシンボル的なゾーンとして,魅力あるまちづくりを進めています。

宮島口まちづくり国際コンペの実施

 魅力ある「まちなみづくり」支援事業において,宮島口地区を先行モデルとして廿日市市を支援しています。

 この事業の中で,廿日市市が日本を代表する観光地『宮島』の玄関口としてふさわしいまちづくりに向けたコンセプトや整備計画を策定するためのアイデアを募集するため,平成27年10月17日に「宮島口まちづくり国際コンペ(最終審査)」を行いました。

 県は,国際コンペを実施する廿日市市を支援する立場で,応募作品の審査を行うための委員会の委員の選定や運営を行いました。

宮島口地区まちづくりグランドデザインの策定

 廿日市市では,国際コンペで得られたアイデアを基に,宮島口まちづくり推進協議会(地元関係者,民間事業者,行政機関で構成)において意見交換しながら,宮島口地区のまちづくりの基本構想となる「宮島口地区まちづくりグランドデザイン」を平成27年度末に策定しました。

 このグランドデザインを関係者と共有し,連携しながら宮島口地区のまちづくりに取組んでいます。

今後のまちづくり

 平成28年度からは,グランドデザインに基づき,宮島口まちづくり推進協議会や地域住民,関係事業者などと対話しながら,官民連携によるまちづくりを進めていきます。

 具体的には,旅客ターミナルの設計,まちづくりの進め方やルール策定につながる方針などを示した整備計画の策定,地区の統一的な景観形成,持続可能なまちづくりを進めるための推進体制の確立に向けた取組みなど,詳細な検討を進めていきます。

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