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社会教育主事講習[B] 平成24年度の実施報告

   平成24年度社会教育主事講習[B]が,1月21日から2月27日までの38日間の日程で行われました。この講座は,社会教育法第9条の5の規定及び社会教育主事講習等規程に基づき,文部科学省より委嘱を受け,社会教育主事となりうる資格を付与することを目的とした講習を実施するものです。国立教育政策研究所社会教育実践研究センターを主会場として,インターネットを活用したライブ配信により,広島会場,福山会場,新潟会場,静岡会場,鳥取会場,島根東会場,島根西会場,愛媛会場,沖縄会場で実施されました。
 広島会場は,広島県立生涯学習センターを実施会場として10名,福山会場は,まなびの館ローズコムを実施会場として7名が受講しました。

期間 平成25年1月21日(月曜日)~2月27日(水曜日) <38日間>
主催 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
日程 生涯学習概論:1月21日(月曜日)~1月25日(金曜日)
社会教育計画:1月28日(月曜日)~1月29日(火曜日),2月4日(月曜日)~2月6日(水曜日)
社会教育特講:2月7日(木曜日)~2月18日(月曜日),2月20日(水曜日)
社会教育演習:宿泊研修…1月30日(水曜日)~2月1日(金曜日)
現地研修…2月19日(火曜日)
事業計画立案の実際…2月21日(木曜日)~2月27日(水曜日)
 受講の様子  受講の様子(広島会場) 受講の様子(福山会場①)  受講の様子(福山会場②) 
 

 広島会場

 福山会場

福山会場

1月30日(水曜日)~2月1日(金曜日) (宿泊研修)
 社会教育演習 「生涯スポーツの計画(宿泊研修)」

 広島会場・福山会場・島根東会場・島根西会場・愛媛会場合同の宿泊研修は,国立江田島青少年交流の家で実施しました。広島会場6名,福山会場5名,島根東会場18名・島根西会場2名・愛媛会場13名の合計44名が受講しました。
 1日目の午後は「生涯スポーツの意義と計画」,2日目の午前は「グループワークの実際」,午後は「生涯スポーツの実際」,3日目の午前は「レクリエーションの意義と展開」の講義・演習を行いました。
 受講者からは,「生涯スポーツについて,そのとりまく社会の変化やスポーツ基本法,基本計画を教えていただき勉強になった」,「一つの目標に向かって集団が協力し合って達成感を得る。カッター体験のプロセスは,講座づくりそのものだと感じた」,「実際に工作やアイスブレイクをすることで,受ける側の気持ちも分かり,指導する側の意図も分かってよかった」等の感想が聞かれました。
 2泊3日の宿泊研修を通して,生涯スポーツ計画の意義と立案,スポーツの実技やレクリエーションについて理解を深めるとともに,学習集団を組織化していくための理論やスキルを高めるためにグループワークの理論や手法を学ぶことができました。また,5会場の受講者の交流を深めることができ,青少年教育施設についての理解を深める機会となった有意義な演習となりました。

 1日目 2日目  3日目 

講義・演習
「生涯スポーツの意義と計画」
 広島県教育委員会事務局
 教育部スポーツ振興課
主 幹 小別所 智昭
指導主事 濱田 志郎

講義・演習
「グループワークの実際」
 広島県立生涯学習センター
社会教育主事 戸田 美之
社会教育主事 大下 展弘
 講義・演習
「生涯スポーツの実際」
 国立江田島青少年交流の家
企画指導専門職 錦織 修一
 広島県立生涯学習センター
社会教育主事 大下 展弘
社会教育主事 戸田 美之
 講義・演習
「レクリエーションの意義と展開」
 広島県立福山少年自然の家
副所長 石川 順雄
  生涯スポーツの意義と計画の講義の様子(その1) グループワークの実際の講義の様子(その1) 生涯スポーツの実際における講義の様子(その1) レクリエーションの意義と展開における講義の様子(その1)
  生涯スポーツの意義と計画の講義の様子(その2)  グループワークの実際の講義の様子(その2) 生涯スポーツの実際における講義の様子(その2) レクリエーションの意義と展開における講義の様子(その2) 

生涯スポーツの意義と計画の講義の様子(その3)

グループワークの実際の講義の様子(その3) 

生涯スポーツの実際における講義の様子(その3)
 

レクリエーションの意義と展開における講義の様子(その3) 

2月19日(火曜日)(現地研修)
社会教育演習 「教育施設整備の動向(現地研修)」
 広島会場・福山会場合同の現地研修は,午前中に広島県立美術館,午後からは広島市まちづくり市民交流プラザを訪問し,それぞれの施設概要や事業内容の説明を聞いたり,施設を見学したりしました。
 受講者からは,「県立美術館における地域とのつながりを促進する事業について新たな発見があった」や「市民の活躍の場を常に市民目線で設営されている取組に学ぶ点は多いと思いました」等の感想が聞かれました。
 現地研修を通じて,訪問した2施設の特色のある取組について理解を深めるとともに,社会教育に関するたくさんのことを学ぶことができた有意義な演習となりました。
広島県立美術館 広島市まちづくり市民交流プラザ

 現地研修の様子(広島県立美術館①)   現地研修の様子(広島県立美術館②)
                                                     

  現地研修の様子(広島市まちづくり市民交流プラザ①)   現地研修の様子(広島市まちづくり市民交流プラザ②)
                                                    

2月21日(木曜日)~2月27日(水曜日)
社会教育演習 「事業計画立案の実際」 
「事業計画立案の実際」は,社会教育主事の主要な職務の一つである「社会教育計画の策定」の視点と手順について,演習を通して総合的な理解を図るとともに,事業計画立案の基本的な知識・技術の習得を図ることをねらいとして実施しました。 
 施策のテーマを「青少年の健全育成」とし,広島会場は,1グループ(受講者6名),福山会場は,1グループ(受講者5名)でモデル自治体の現状分析を踏まえて,新たな社会教育事業計画を策定しました。最終日には,広島県立生涯学習センターを会場として,広島会場・福山会場合同で,受講者の所属の方にも参加していただき,「事業計画立案の実際」の発表会を行いました。
 受講者からは,「この研修では,グループのみんなで作業を進めていくことで,いろいろな視点,考え方に触れることができ,とても勉強になった」や「評価を前提にした事業計画立案は,予想以上に難しかった。しかし,目的からぶれずに事業を実施し,事後ふりかえることの重要性を認識できた」等の感想が聞かれました。  
 「事業計画立案の実際」を通して,グループ内での学びを深め,計画策定段階から評価を意識した社会教育事業計画立案の視点と手順について多くのことを学ぶことができた演習となりました。
 グループワーク(広島会場) グループワーク(福山会場)  発表(広島会場グループ)  発表(福山会場グループ)
 グループワーク(広島会場)
 グループワーク(福山会場)
発表(広島会場グループ) 
発表(福山会場グループ) 

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