ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

平成28年度 「親プロ」講座の様子 「広島リビング新聞社」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

 
*=============================*
 この講座の様子は「リビングひろしま」新聞11/19号に掲載されました!
*=============================*

期日

平成28年10月31日(月) 11:30~12:40

実施機関・団体等/参加者数

広島リビング新聞社/3人

教材:府中町オリジナル1 イヤ,イヤ,エーン!エーン!!~さあ困った!あなたなら~

 講師(ファシリテーター)

米田 珠美

講座の様子

  広島リビング新聞社が今年度,毎月行う「子育てキャンペーン」特集記事の企画で,「親プロ」教材を活用した座談会形式の講座の6回目が実施され,受講を希望する3人の読者モニターが参加されました。府中町「親プロ」ファシリテーターによる,府中町オリジナル教材の講座を実施しました。
 3人の参加者には,事前に,普段の子育ての中で,「イライラした場面」,「感情的に叱ってしまった場面」,「上手に叱ることができた場面」などについて考えてきてもらいました。
 広島リビング新聞社の担当からの説明に続いて,ファシリテーターの米田さんが「親プロ」を開始しました。米田さんの自己紹介に続き,アイスブレイクとして「他己紹介」を行いました。
 まず,紹介シートに「私の良いところ・悪いところ」を,参加者に記入してもらいます。次に,そのシートを隣の席の人にスライドして渡します。そして,自分のところに来た人のシートを見ながら,その人の良いところと,悪いところは長所に変えた「他己紹介」を行うというものです。 参加者は自分の「短所」だと思っていることも「長所」に変えてもらっている紹介を聞き,会場にはにこやかな雰囲気が広がっていきました。

 ファシリテーター ワークシート記入
 ワークシートを配付し,表紙の題名とねらいを紹介,エピソードを読みました。「考えましょう」で,「親の気持ち」と「子供の気持ち」を記入してもらいました。「3つの約束+1」(発言の平等,人の発言の肯定,秘密の保守,パスあり)について伝え,参加者の共通理解を図った後で,各自が記入した意見を順に紹介していきました。親の気持ちは「早くして」,「イライラする」。子どもの気持ちは「行きたくない」,「まだ見たい」などの意見がありました。
 次に「考えましょう,出し合いましょう」では,事前に考えてきてもらっていた,普段の子育ての中で,「イライラした場面」,「感情的に叱ってしまった場面」,「上手に叱ることができた場面」などについてワークシートに記入してもらいました。交流するときは,参加者の失敗体験,子供のころの体験,家族との関わりなど,さまざまな経験や自分の反省も交えながら意見を交流していくことができました。

意見発表 交流1

 ファシリテーターは,一人一人の意見を「うんうん。分かります」「そういうことありますよね」と受け止めながら,参加者の意見を引き出していきました。講座が進むにつれて,参加者の交流はどんどん深まり,話合いが盛り上がっていきました。「終了時間が来るのが惜しい」,「もう少し話していたい」と感じさせるような講座の盛り上がりとなりました。

 

参加者の声

・皆さんと話し込んで,人の考えを聞いたら自分のストレスが軽くなりました。
・話を聞いてプラスイメージを持つことが大切だと思いました。完璧を求めず,相手に何かをして欲しい時には伝え方を工夫して行くことを学びました。
・人の意見を聞きながら,自分のことを振り返ることができました。これから子供の成長について学んでいきたいと思いました。
・イライラしないで子供との触れ合い,遊び,会話をしっかり持ちたいと思いました。

ファシリテーターの感想

・「親プロ」講座を一回経験することで,全てが急に変わるということは難しいと思うので,参加者にとって考える「きっかけ」や,子育てをする仲間作りの場になればいいと考えています。
・参加者の方が,話ができてすっきりしたとか,楽しかったという感想を持ってくださることがとても嬉しいです。
・答えは,参加者一人一人の中にあると思うので,それを引き出せるようなファシリテートを目指したいと思います。

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?