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親プロ講座の様子 平成29年度 「県立呉昭和高等学校」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

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 平成28年度新規開発教材31番を活用した講座が,高等学校で行われました!
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期日

平成30年2月13日(火曜日)13時30分~14時20分 14時30分~15時20分

実施機関・団体など/参加者数

県立呉昭和高等学校 /1年生1,2組 計75名

教材:31 あなたならどうする,どう考える?~親として,地域の一員として~

講師(ファシリテーター)

総括:青木 美於
メイン:河口 みちよ 厚井 幸子 
サブ:惣引 さおり 深田 聡美 長尾 美香 徳永 玲子

講座の様子

 県立呉昭和高等学校において,1年生の2クラスで「親プロ」講座が実施されました。会議室での講座であったため,掲示物や配布物等の準備は事前に行い,アロマの香りでリラックスして話ができる雰囲気づくりを行いました。
 講座が始まり,総括ファシリテーターが,「親プロ」の主旨,ルール,本日のスケジュール,ファシリテーターの役割等を説明しました。その後,メインファシリテーターが4つの約束(呉市版),本日の目的・ゴールについて説明しました。
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 次に,歌を使った手遊びやジャンケンを使ったゲームで,和やかな雰囲気づくりを行いました。
 その後,ワークシートのエピソードを読み,考えていきました。
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 フードコートの場面の「子供」「おじいさん」「親」「周りの人たち」それぞれの立場に立って考えました。4色の付箋紙を使い,個人で考え記入し,グループで交流しました。「子供の立場」では「おじいさん怖い,どうしよう」や「遊ぶのが楽しくて,悪いことをした自覚がない」,「おじいさんの立場」では「子供にかかったら大変だ」や「親は何をしているんだ」,「親の立場」では「謝りに行こう,注意しておけばよかった」や「怒らずに注意してほしい」,「周りの人たちの立場」では「親は何で気づかないのだろう」や「誰か注意すればいいのに」等の意見が出ていました。
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 その後,「この場にいたら何ができるか」「親だったらどうしたいか」ということについてグループで交流していきました。最後に,学校が設置されている昭和地区の郷土料理「八寸」の食材をカードにし,そのカードに一人一人が「こんな大人になりたい」という宣言を記入しました。「周りの人にも気を配れるような人になりたい」「間違っていることは,違うと教えることができる大人になりたい」「地域の人と協力して,子供たちを育てていきたい」「責任を持って子育てをする」等の宣言がありました。
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   50分間という短い時間でしたが,色々な人の立場になり考えたり,他の人の意見を聞いたりすることで,「こんな大人になりたい」「こういう子育てがしたい」という将来のことについて考えるきっかけになったと思います。
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参加者の声

・普段話すことのない内容について考えることができたし,たくさんの意見を聞くことができて良かったです。
・子育ては,親だけでは難しいところもあるので,地域からの支援が大切だということが分かりました。
・「自分が楽しい」だけでなく「自分もみんなも楽しい」と思える行動を子供にしてもらいたいので,自分からやっていきたいです。
・「わるいこと」や「いけないこと」を注意したり,教えたりすることは,その子にとっても,周りの人にとっても大事なことだと思いました。
・このような場面に出会った時,どのような行動をとればよいか考えることができました。たとえ間違ったとしても,それに気づいていける子育てをしていきたいと思いました。

ファシリテーターの感想

・高校生での講座は初めてで緊張しましたが,話をよく聞いてくれ,約束も守ってくれたので楽しくできました。
・「発言があるか」「どうやって雰囲気を盛り上げるか」と心配しましたが,和やかな雰囲気で話し合いをしてくれたので,うれしかったです。
・「自分の父親のようになりたい」と記入していた生徒に理由を聞くと,説明してくれました。自分の気持ちを素直に話せることは素晴らしいと思いました。

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