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平成25年度「『親の力』をまなびあう学習プログラム」ファシリテーターステップアップ研修(第3回)報告

1月15日(水曜日) 東広島市会場 (受講者28名)

 主催 : 東広島市三ツ城コミュニティハウス
 会場 : 東広島市三ツ城コミュニティハウス
 教材 : 教材番号24「かかわってみて・・・」~地域の大人ができること~
 対象 : 地域の方々(子育てが一段落した方・小学生の保護者など様々な年代の方々)
 ファシリテーター: 古玉 菊江(東広島市三ツ城コミュニティハウス副所長)

講座見学 

東広島市の講座の様子1東広島市講座見学2

 子育てが一段落した地域のお年寄りや小学生の保護者を対象とした講座(参加者17名)を見学しました。教材番号24のワークシートを活用した異世代の大人による子育てへの考えを出し合い,地域の子どもたちの健全な育成のため,自分達はどのように関われるのかについて考える「親プロ」講座が展開されました。ファシリテーターの上手な進行もあり,各グループで話し合いが活発に行われました。

意見交流

意見交流の様子1意見交流の様子2

 意見交流では,講座の振り返りとしてファシリテーターから感想や反省点などを述べていただきました。その後,受講者から「講座参加者の熱意や話合いの進め方やまとめ方のスキルがとても高い」,「最後の模造紙を使った全体への発表や説明の仕方が上手で参加者全体のレベルが高い」などの感想が出されました。また,古玉さんから東広島市三ツ城コミュニティハウスでの家庭教育支援や「親プロ」の活性化のためのネットワークづくりのポイントとして,「ファシリテーターと東広島市教育委員会の家庭教育担当者との合同会議の定期的な開催」,「保護者や学校を巻き込んだ活動とするためのPTAとの連携」,「独自教材の開発やアレンジ」,「広報活動の工夫」などについて説明をいただきました。その説明に対して,受講者からは,「定例会の持ち方の方法や工夫」,「行政との連携方法」などについて質問が出されました。

受講者の声  

 ○細かい説明をしなくても皆さんが活発に取り組み,話し合いができていることに驚きました。地域の質の高さを感じました。
 ○まだ,ホップもしていないのにステップアップ研修に参加しました。実際に講座に参加させていただくことで進行等の勉強になりました。

1月20日(月曜日) 府中町会場 (受講者24名)

 主催 : 府中町立府中中央小学校PTA
 会場 : 府中町立府中中央小学校
 教材 : 府中町独自開発教材 「はやく,宿題やりなさい」 ~あなたならどうする~
 対象 :  小学生の保護者,教職員
 ファシリテーター: 久光 千登勢,長岡 聖奈子,金子 泰子,米田 珠美,森川 陽子,宮本 智恵,石本 智香子,永岡 和恵,
小濱 樹子 以上9名(府中町)

講座体験 

府中町講座見学1府中町講座見学2

 小学生の保護者と教職員を対象とした講座(参加者73名)を体験しました。府中町のファシリテーター9名による笑顔とユーモアにあふれた講座が展開されました。講座は6つの教室に分かれて行われ,ステップアップ研修の参加者は,府中町が独自に開発した教材(小学校低学年の保護者対象)を活用したグループに,「親プロ」受講者として加わりました。講座の受講者は,とても身近な事例から活発な話し合いがなされ,保護者と教職員がそれぞれの立場から,子どもとの関わり方を考えるよい機会となりました。

意見交流

府中町意見交流1府中町意見交流2

 意見交流では,講座が行われた各会場ごとに,講座を担当したファシリテーターと受講者がワークシートや講座の進行について振り返りと気付きを出し合いました。さらに,府中町の家庭教育支援の現状や「親プロ」の独自教材開発のポイントについて説明をいただきました。また,学校現場での「親プロ」講座の実施に当たっては,PTAや学校との連携や「親プロ」講座実施へのPTAや学校の理解が大切であることについて,府中中央小学校のPTA会長小浜さんが話をしてくださいました。今後,府中町では出された意見をワークシートの改善に反映させ,教材の完成に向けて生かしていくということです。

受講者の声  

 ○多くの市町の方々の意見が聞けてとても有意義でした。初めて,保護者という立場でグループに入り,イライラ対処方法も聞くことができてよかったです。
 ○「親プロ」について,取組がしっかりしていることに驚きました。まだまだ,進化するような気がします。

1月23日(木曜日) 尾道市会場 (受講者20名)

 主催 : 子育てオープンスペース「0123」みつぎ
 会場 : みつぎいこい会館 
 教材 : 尾道市独自開発教材「生活リズムをととのえて」 ~早寝・早起き・朝ごはん~
 対象 : 乳幼児と保護者11組
 ファシリテーター: 緒方 恵理子(メインファシリテーター),宮本 孝子(サブファシリテーター)

講座見学

尾道市講座見学1尾道市講座見学2

  乳幼児とその保護者を対象とした講座を見学しました。乳幼児と保護者は同室で,託児ボランチィア11名の方が乳幼児の面倒を見られました。90分間という十分な話合いの時間が確保され,保護者同士の話し合いが活発に展開されました。教材は,尾道市が保育園でのアンケートからの要望を反映させ独自に開発したものが使用され,子育ての忙しさに追われる日々を振り返り,子育てを見直す機会となりました。

意見交流 

尾道市意見交流1尾道市意見交流2

 意見交流では,講座の振り返りとして,ファシリテーターから感想や反省点,講座開始時の雰囲気を和らげる小物づくりへのこだわりなどを述べていただきました。その後,尾道市の家庭教育支援の現状や「親プロ」の独自教材開発及びファシリテーターのネットワークづくりのポイントなどについて説明をいただきました。特に,行政とのきめ細かい連携,「親プロ」講座の実施前の打合せやファシリテーター間の役割分担,各種情報の共有のための定例会の開催などの丁寧な説明に受講者は共感され,研修終了後にも詳細を尋ねる姿が見られました。

受講者の声

 ○行政とのつながりの強さに感動しました。独自のプログラムは良いですね。私たちも参考にさせてもらいたいです。
 ○今回の研修に参加して,ファシリテーターを務めるときには,事前の打ち合わせが大事なんだということがよくわかりました。

  

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