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平成27年度「『親の力』をまなびあう学習プログラム」ファシリテーターステップアップ研修(第1回)報告

研修内容(※受講者 西部会場38名 東部会場28名)

日時・会場 

【西部会場】平成27年6月29日(月曜日)10時30分~16時00分広島県情報プラザ2階第1研修室

【東部会場】平成27年7月2日(木曜日)10時30分~16時00分広島県福山庁舎第3庁舎8階会議室

開会行事・オリエンテーション(10時30分~10時40分)

講義(10時40分~12時00分) 

演題:「人と関わりを持とうとするときの心構えについて」

講師:フレーザー幼稚園 園長 手塚 由美子 

手塚先生 参加者 東部会場 東部会場全体

 幼稚園の現場で手塚先生が関わってこられた子供や保護者の姿から,最近の親を取り巻く環境や親の様子などについて具体的な話をしていただきました。
 人と関わりを持とうとするときに大切にしたいこととして,自己肯定感が低い傾向にある親に対して支援者は肯定的に受け止めることを伝えていくこと,子育てを通して親も自分の育ち直しをすることができるということ,失敗したり不安を感じたりするのは誰にでもある当たり前なことであるということ,親がうれしい気持ちになることを重ねていくことなどを教えていただきました。
 手塚先生の穏やかな温かい語りに引き込まれ,参加者からは「100分という講義の時間があっという間に過ぎました。」という感想の声が寄せられました。 

演習1(13時00分~14時40分) 

演題:「人と関わりを持とうとするときの心構えについて~具体の場面を通して~」

講師:フレーザー幼稚園 園長 手塚 由美子 

 西部 ラベルワーク0 西部 演習1 東部 演習1 東部 演習1-2

  グループでのラベルワーク(付箋を用いたワークショップ)では,(1)親から子育てに関する悩みの相談を受けたとき,(2)マイナス志向が強い傾向にある親に心を開いてもらうために支援をしようと思うときという場面を想定して,自分ならこうするという言葉や方法をグループ内で意見交流しました。全体発表では,同調,受容,共感などのキーワードが各グループから出されました。手塚先生からは,まずは講座に来てくれたことに感謝し,相手の話や行為を受け入れること,親は話を聞いてもらうだけで安心する場合もあること,時にはファシリテーターとして専門的な知識や情報を伝えていくと良いことなどを教えていただきました。 参加者からは,「親プロの具体的な場面をグループで話し合うことでより深く理解することができました。」,「経験豊かな方々と一緒に学ぶことができてうれしかったです。」という声がありました。

 演習2(14時50分~16時30分)

演題:「アイスブレイクの実際」

講師:[西部会場] ファシリテーター 井手口 ヤヨイ

講師:[ 東部会場] ファシリテーター 宮本 孝子

西部 演習1-2 西部 演習2 東部 演習2 東部 演習2,2

  アイスブレイクを行うときに大切なこととして,場所,参加者数,参加者の年齢や属性などの情報を考慮して,その場その場に合ったアイスブレイクをすることを教えていただきました。その後,西部会場では参加者の皆さんのお勧めのアイスブレイクの交流を行い,皆さんから出された意見をお土産に持ち帰りました。東部会場では,明るくユーモアあふれる軽快なリードにより実際のアイスブレイクを体験しました。どちらの会場もアイスブレイクを行う際に忘れてはいけないポイントを再確認できる充実した学びの場となりました。 

 受講者からの評価

◎受講者「振り返りアンケート」集計結果はこちらから (PDFファイル103KB)
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